
今日はゆっくりと映画を見ようと思って、渋谷で友達と約束して、電車に乗りました。
山手線に乗ってると、車内のモニター画面でワンポイント中国語講座みたいなものが流れてたんですけど…
ぼんやり見ていたら、信じられない単語が飛び出してきました。
聖誕老人(ションダンラオレン)
これ、
何と、サンタクロースという意味なんだそうです~
ションダンラオレン…
それだけ聞くと、ただものでは無い雰囲気を感じますね~
…あっ!
いい事を思いついた!
僕が育った晋州の言い伝え…
昔、子供達をさらって行くションダンラオレンという怪物がいて、
寒さの厳しい12月のある日、
勇気ある若者が子供をさらったションダンラオレンを追いかけて戦い、相打ちになったんです。
それ以来、僕の住む地方では12月にションダンラオレンを討伐した若者を讃える意味で各家庭で祝い事を行うしきたりになったという…
ションダンラオレンの名前だけで想像力を掻き立てられた僕は、そんな話を捏造して友達に話したんです。
意地悪テガンです—
そうしたら、
意外と、
友達は見事に信じてしまって…
その純粋さに感動すると同時に、今は申し訳なさでいっぱいです。
ああ…
どうしよう…
本当の事を言うべきか、
このまま黙っておくべきか…
今舞台の稽古中な彼らの為、黙っとこ—
いずれには事実を—
ちなみに、
僕達が見る映画は、『TRON』です。
久しぶりに映画館に来てる僕のテンションはマックスです!!