4つのちから
Four fundamental forces of nature
4つの力(基本相互作用とも)は、素粒子の間に働く4種類の基本的な力(相互作用)であり、重力、電磁気力、強い力、弱い力のことです。自然界に存在する力はすべて、元をただせば4つの力のどれかに該当します。
🔹重力🔹
あらゆる物質の間に働く引力
・・・惑星の公転運動は太陽の重力によって起こる
🔹電磁気力🔹
電気や磁気による力
・・・物質の化学反応も電磁気力によって起こる
🔹強い力🔹
原子核内で陽子や中性子を固く結びつける力
(正確にはクォークの間で働く力)
🔹弱い力🔹
素粒子を壊して他の素粒子に変える力
(正確にはクォークとレプトンの種類を変える力)
🔶力を伝えるのも素粒子の仕事?
素粒子の理論では、素粒子の間に力が働くときには、力を媒介する素粒子(まとめてボソンと総称します)が交換されていると考えます。ボソンには、4つの力に応じて、4種類の素粒子があります。
🔸フォトン(光子)・・・電磁気力を媒介
🔸ウィークボソン・・・弱い力を媒介
🔸グルーオン・・・強い力を媒介
🔸グラビトン(重力子)・・・重力を媒介
※フォトン(光子)は、光(電磁波)を素粒子として考えたものであります。
※ウィークボソンには2種類のWボソンとZボソンが、グルーオンにはカラー(色荷)の異なる8種類があります。
🔶4つの力は昔、1つの力だった?
超高温の初期宇宙では、4つの力は1つの同一の力だったと考えられています。宇宙が膨張して温度が下がるにつれて、1つだった力は枝分かれしていき、4つの力になったと考えられています。
宇宙用語図鑑
(マガジンハウス)