扁桃肥大といって体質的にのどが敏感な人がいます。緊張しやすいタイプの人に多いようです。とくに寒い季節には、のどをイライラさせる炎症がおこることが多くなります。このようにカゼ以外の原因でのどがはれたり炎症をおこす場合は、自律神経に原因がある場合があります。
それに人前で話さねばならなくなったときなどにも、精神的緊張からやたらと空ゼキが出たり、のどがいがらっぽく感じたりする場合がありますね。こうしたときには、胸が重苦しくなるとか、吐き気をともなうことも多いものです。
●少商(しょうしょう)
このように精神的緊張や自律神経失調からくるのどの痛みには、少商というツボがよく効きます。少商は両手の親指の爪の根もと、その外側部分にあり、ここに爪を立てて3~5回押すことにより、のどの変調や胸のつかえ解消に効きめがあります。また合谷(ごうこく)や天突(てんとつ)も、のどのヒリヒリによく効きます。
●風邪でのどが痛い
風邪のひきはじめなどでのどが痛い場合は、これにさらに風門(ふうもん)・風池(ふうち)へのツボ刺激をプラスします。うなじの、ぼんのくぼの両脇にある風池は、両手親指をあてて頭の中心に向けて押し上げる感じで、ひと押し5~7秒かけてゆっくりとやや強く押し、10回ほど行ないます。肩甲骨の内側上部にある風門へは、ヘアドライヤーを利用した温風刺激も効果的です。
いち日一押し健康づくり 手のツボ・足のツボ (表現社)