大勢の人の前に出たり、目上の人と話したりするとき、緊張してしまうのは自然なことです。むしろいつも緊張感のない人は、だらしなくみえるということもあります。ところが、緊張しなくてもいいところで緊張したり度を越えてコチコチになってしまうのはあまりいい状態とはいえませんね。「緊張」は対人関係で使われる言葉ですが、それが自分の身体の内部でおこった場合これを「こわばり」として感じることになります。
こわばりは対人関係の緊張によってもおこります。しかし、そのようなはっきりした原因が見当たらない場合、内臓や神経や筋肉の間で連係プレーがうまくできていないよという注意信号が、こわばりとして出ているのです。身体内の異常緊張をやわらげ、こわばりをほぐすことは、身体のバランスやリズムを回復させることにつながります。こんなときにツボ療法はとても有効なものです。
●太衝(たいしょう)
足の親指と人さし指の骨がつながるところが太衝です。ここを押すとピリッと痛く感じますね。このポイントを、親指の腹でじっくりもみほぐしましょう。足から静かに緊張がほぐれていきます。
また、身体の連係プレーを回復させるためには、足裏の湧泉に注目してください。この部分もじっくりもみほぐします。青竹踏みなども効果があります。足の指を五本とももみほぐすことも、太衝との連係でいい効果が出ます。


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