人生の課題を克服することを拒否する口実として、自分自身の劣等感を誇示して自分と他者をあざむくことを劣等コンプレックスといいます。例えば、友人ができない理由をもともとの劣等感である身長のせいにするなどです。また、劣等感を克服できず、他人に対する優越感をたえず追い求めることを優越コンプレックスといいます。
劣等感は一歩間違えば劣等コンプレックス(あるいは優越コンプレックス)につながってしまいます。けれども劣等感とは本来、自信と生きがいを生むために利用すべきものだとアドラーは考えます。
=メモ=
身体機能が、客観的に他人より劣っていることを器官劣等性、主観的に「他人より劣っている」と思い込むことを劣等感という
図解 心理学用語大全 (誠文堂新光社)
