コリアンダー 〈Coriander〉
◻︎学名 (科名) / Coriandrum sativum (セリ科)
◻︎別名 (和名) / シャンツァイ、パクチー、コエンドロ
◻︎使用する部位 / 葉、茎、根、種子
◻︎味 / 甘味、辛味、苦味
◻︎薬力源 / 冷性
◻︎おもな作用 / 駆風、消化促進、発汗、利尿
◽︎使用上の注意 / 過剰に摂取すると、腎臓を刺激するので注意。妊婦は控えめに。

アジア料理に欠かせないハーブで、独特の香りが食欲を増進させ、消化を促進してくれます。体内の火や熱を減らしたり、食物の辛さを弱める効果もあり、肝臓への解毒作用があるともいわれています。特にピッタの過剰で起こる消化不良に効果的。花粉症などのアレルギーや皮膚発疹にも使用されます。



サフラン〈Saffron〉
◻︎学名 (科名) / Crocus sativus (アヤメ科)
◻︎別名 (和名) / 番紅花
◻︎使用する部位 / 花 (柱頭)
◻︎味 / 甘味、辛味、苦味
◻︎薬力源 / 冷性
◻︎おもな作用 / 駆風、血液浄化、鎮痙
◽︎使用上の注意 / 妊婦は控えめに。大量使用は控える。

貴重なスパイスのため高価で、料理の色づけや風味づけに使用されます。血液を浄化する作用があり、皮膚や顔色をよくする効果も。また、女性特有の症状に有効なスパイスとしても知られ、月経痛や月経不順の改善にも有効です。どんな本質の人でも使用できますが、ピッタの人には特におすすめ。代謝を促進する効果もあります。



フェンネル〈Fennel〉
◻︎学名 (科名) / Foeniculum vulgare (セリ科)
◻︎別名 (和名) / ウイキョウ
◻︎使用する部位 / 種子
◻︎味 / 辛味、甘味
◻︎薬力源 / 冷性
◻︎おもな作用 / 去痰、健胃、鎮痙、鎮静、発汗、利尿
◽︎使用上の注意 / 妊娠中、子供の多量使用を避ける。

魚料理やピクルスの香りづけ、カレーなど、さまざまな料理に使われます。優れた利尿作用があり、デトックスやむくみを解消するのにも有効です。風邪のひき始めにおすすめで、咳や痰を緩和する効果があります。また、ピッタを増悪させることなく消化の火(アグニ)を強めるため、インドではおなかのガスをとると考えられています。



ローズ〈Rose〉
◻︎学名 (科名) / Rose damascena
◻︎別名 (和名) / バラ
◻︎使用する部位 / 花
◻︎味 / 甘味、辛味、苦味
◻︎薬力源 / 冷性
◻︎おもな作用 / 抗炎症、抗菌、収斂、鎮痙、鎮静
◽︎使用上の注意 / 特になし。

お茶にすると鮮やかな赤色で、さっぱりとした味が特徴。古くから美肌効果が高いことで知られており、肌荒れやしみの予防・改善に効果的。鎮静作用も優れています。ヴァータの人は生理不順や更年期障害のときに、ピッタの人は胃腸の不快感や肝臓機能が低下したときに、カパの人は気分が落ち込んだときに、特に効果的。



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