錦織圭
のブリスベン国際を観てみた。
2年前に錦織の優勝を予言し、覆された宿敵デミトロフとの準々決勝。
最初からエンジン全開で両者の強烈なストローク合戦が面白かった。
流石にサーブほど高速ではないが、
両者150km前後のスピードボールを打ち合ってる軌道を見てると
人類最高峰のテニスプレイヤーの打ち合いは半端じゃないと
半ば笑えてきた。
ファーストサーブで圧倒するデミトロフを、錦織も渾身のレシーブを続け、
終盤、チャンスを見るやブレーク成功し、第1セットを取る。
200km超のサーブをラケットの表、裏と使い分け、
返す錦織の姿に今更ながら、ほんとすげーなと感心した。
第2セットは序盤でブレイクされ、0−3になった時はこりゃ、
ファイナルセット勝負だなと予感したが、
次第に戦闘力を発揮する錦織がブレイクを返し、
イーブンになり、最後はまたブレイクし寄り切った形になった。
とにかく両者、鋭利な攻撃テニスを繰り広げていたが、
錦織のファーストサーブがあり得ない80%の成功率で、
ど真ん中センター、アウトとデミトロフを翻弄できたのは素晴らしかった。
とにかくサーブが素晴らしく、鬼のディフェンステニスをする錦織は
見ていて気持ちいいくらい強かった。
次のシャルディー戦は95%で錦織が勝つであろう。
そして決勝では楽天オープンで苦杯を舐めさせられた
ロシア、メドベージェフとなればいい。
そして決勝では借りを返し、優勝し、2019年の最高のスタートを切る。
こう予言する。