目を見て叱ってる飼い主さん、多いですよね。
躾マニュアルに『悪いことをしたら目を見て叱りましょう』と
書いてあることが多いせいだと思うんですけど
実は、これは間違った躾です。

以前から書いてるように私は叱る躾はしないんですが
どうしても犬を叱らなければいけないのだとしたら
目を見て叱るのだけは絶対にNGです。
「目を見て叱ってたら唸り出した。」もしくは「咬まれた。」
これは犬が反抗的だからでも気が強いからでもないです。
犬にとっては目を合わせるのは威嚇や威圧を意味します。
それを首輪やマズルを掴んで、しかも恐い顔で
目を見られたら、そうとうな恐怖です。
ここで目を反らせる犬ならいいんですが
ビビリな子は怖さで目を反らせなくなります。
そして恐怖心が限界に達した時にガブッといってしまうんです。

ですから叱るときは目は絶対に見ない。
そもそも叱るよりもNoという合図を教えるべきなんですが
犬と対面で叱らなければいけない状況なら
目線は犬のお尻や尻尾のあたりに置く
もしくはイタズラしていた物を見るようにして下さい。

目を合わせるのは、楽しいときや
褒めるときのアイコンタクトのみです。




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