トレーニングにオヤツは必要か否か。
反対意見としては、オヤツがないと従わなくなるから、
オヤツを持った手しか見なくなるから、というのが一般的ですね。
オヤツ使う派ですか？使わない派ですか？といった
質問をされることも多いのですが
私は『どっちでもいい派』です。
オヤツが良いモチベーションになるなら使えば良し
オモチャのほうが良さそうなら、オモチャで。といった具合です。
オヤツもオモチャも、きっかけ作りですから。
もしもオヤツがないと従わなかったり、手しか見なくなったとしたら
それはオヤツの使いかた、あげるタイミングが間違ってたんじゃないかと思います。
飼い主の手がオヤツ製造機であるかのごとく
ただただ機械的に犬の口にオヤツを放り込んでたら
当然、手しか見なくなっちゃいますよね。
トレーニングにオヤツを使う場合、最初は褒めながらオヤツ
コマンドを理解し始めたら褒めてからオヤツが基本です。
褒める言葉よりも先に口にオヤツが放り込んでしまうと
オヤツなしへの移行が、ちょっと難しくなってしまいます。
そして、あげるタイミング。
オヤツは直前の行動は正しいよっていう励ましですから
良い行動は即座に褒めてオヤツが基本ですが
例外もあります。
間違えやすい例外は、やっぱり吠えに対するオヤツの使いかた。
吠え止んだ瞬間にオヤツでは、吠えたことにご褒美をあげちゃってます。
吠えに関する記事で一呼吸おいてと書いたのは、そういうことです。
オヤツなしに拘るあまりに、犬がきっかけを掴めず
飼い主も犬もイライラを溜めるよりも
オヤツを使うことでスムーズなきっかけ作りが出来そうなら
躊躇する必要はないと私は思います。
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