世の中に事実は1つしかありません。
ところが、その事実をどう見るかは、
人によって違います。
Aさんはいい人、と言うXさん。
Aさんはとんでもない極悪人、と言うYさん。
Aさんは、別によくも悪くもなくAさんと言う人だ、というZさん。
Aさんという人は1人しか存在しないのに
良い、悪い、よくも悪くもないと、3通りに分かれています。
Cさんは、別の見方をするでしょうし
Dさんは、また違う意見でしょう。
解釈は人の数だけある、とはよく言われることですね。
ところで、人間は自分の認識を通して物事を
感じ取ります。
認識=認知がなければ、なにも感じられません。
つまり、自分が認識したものがその人にとっての
全てなんです。世界と言っても良いでしょう。
Xさんは、Aさんはいい人と認識しています。つまり
Aさんはいい人という世界に生きています。
Yさんは、Aさんはとんでもない極悪人と認識しています。
Aさんは極悪人という世界に生きています。
人間は、世の中の全ての事柄を、自分の認識を通してのみ
現実として感じとります。
人間にとって、自分の認識=世界なんです。
自分の認識は変えることが可能です。
ということは、人間は自分の認識を変えることに
より世界をいくらでも変えることができる
ということになります。
あなたの認識を変えられるのは、あなたしか
いません。
あなたが素晴らしい世界に住むのか、
暗い世界に住むのか、
あなたが決められるということです。
そう、全てはあなた次第なんです。