韓国の文化を「ケンチャナ文化」と呼ぶ場合があります。
ケンチャナとは「大丈夫」という意味なのですが、韓国人がよく口にする言葉です。
「お腹すいていますか?」
「ケンチャナヨ(大丈夫です)」
「○○に行きたいですか?」
「ケンチャナヨ(行かなくてよいです)」
「○○を食べたいですか?」
「ケンチャナヨ(いいえ)」
単純に「大丈夫」という意味だけではなく、様々なシチュエーションに使われます。
「はい」「いいえ」というような意味にも使われるため、会話の中で多様されます。
このケンチャナヨという言葉から取られた「ケンチャナ文化」ですが、どんな意味かと言うと、韓国人って何かトラブルがあっても平気な顔して
「ケンチャナヨ」
大丈夫!大丈夫!気にしない気にしない!って言うことが多いようなのですよね。
楽天的という言うのか細かい事をあまり気にしないのか、「ケンチャナヨ」という一言で済ませてしまうことが多いようです。
これは日本が「和」の文化と言われて争いを好まない習慣が昔からあるように、韓国でもそれが当たり前とされてきている文化だそうです。
そこには理由があるようで、韓国の歴史に関係しているそうです。
韓国は長年、中国やモンゴル、日本という外敵からの侵略の脅威にさらされ、そして実際に占領され酷い扱いをされていた時期もありました。
そんな中で、なにかあっても明るく
「大丈夫、大丈夫、なんとかなるさ!」
と考えるようにしていかなければ、生きていくことが出来なかったという話を聞いたことがあります。
ただし、この文化、良く言えば「大丈夫、大丈夫」と細かい事を気にしない文化ですが、逆に言えばすごくアバウトな性格ってことなんですよね。
約束などに関して少しルーズだったり、日本人からすると
「もう少しきっちりしようよ」
と思ってしまう部分もあるかもしれません。
もちろん、人それぞれではあるのですが、よくそういう日本人の韓国人に対する愚痴を聞きます(笑)
でも、そんな時にも韓国人は笑顔で言います。
「ケンチャナヨ」
そっちは大丈夫でもこっちは大丈夫じゃないって(笑)
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