沖永良部島を舞台にした映画。

さとうきび刈りのバイトに集まった男女7名。
夢破れて来た者、挫折して来た者、何かを探しに来た者。
そんな人達をもあたたかく受け入れてくれる、島のおじぃ・おばぁ。
決して多くは語りすぎない台詞で、それぞれの人間関係の中での移ろう心情を描いてる。

この映画でも、おじい・おばあがいい味出してる。
都会から来たであろう他人同士がちょっぴりけん制しあって、
適度な緊張感のある中を、おじぃ・おばぁが緩和してやさしい気持ちにしてくれる。

「なんくるないさあ」 (なんてことないさ、心配ないさ、の意)
おじぃが良く言う台詞だ。
台風で収穫したキビ畑を心配するバイトの子に
「ダメなったらまた最初から作ればいいだけさぁ」と笑う。

いろいろ抱えているものはあるけれど、
それぞれが達成感や充実感を共有しながら
笑顔を取り戻してゆく。

全然クサすぎずに好感がもてた。

こういう離島を舞台にした映画の "空気感" が好きだ。
「ナビィの恋」も、とても素敵な映画だった。
そして今公開中の竹富島を舞台にした
「ニライカナイからの手紙」も観てみたい。
ただ、ちょっと辺ぴな所(失礼っ)ばかり回って上映してるのだが・・・・
(今回竹富で飯を食べに行った所にこの映画に出演してる、おばぁが来ていた。)

ちなみにこの映画ではとてもやさしいおばぁだったが、
今回島に行った時に聞いた話では、
「島のおばぁは気が強くて、荒くて怖いさぁ~。でもそのぶん情も深いけどねえ」
という感じの事を皆、言っていた。



深呼吸は大事だ。
行き詰ったら、空に向かって両手を大きく広げ、鼻からめ一杯空気を吸い込み、
ゆっくり吐いてみよう。

何かが変わるかも!