憧れの人との会話から
もやもやした気持ちが晴れず

そんな思いをさせてしまった
お詫びも伝えたいし

もう少しだけ
私の考えたことも
話すことが出来たら ー





そう思って
夜、彼にメッセージを送った。

何かありましたか?と
すぐに返信があるも
仕事が終わるまではもう少しかかるという。




彼が私の目の前に現れたのは
もう日付が変わろうかという頃で
少し疲れた様子に見えた。


それでも、嫌な顔ひとつせず
私がもう心配しなくていいように、と
正直な思いを伝えてくださる。





向こうとしては
こんなことがあったけど
もう気にしなくていいよ、という
つもりだったそうだけど

話を聴くほどに
たくさん心配をかけていたことで
心が痛くて



私もつい
そう聴くと自分を責めてしまう、と
本音を伝えて

彼がまた宥めようとするけれど
やっぱり心が痛くて
涙が出てきてしまう。





憧れの人は
私の手をとり
なんとか気持ちを立て直そうと
言葉をかけてくれた。



その言葉達は
感情が溢れてしまった
いっぱいいっぱいな私の心には
上手に届かないものだったけど


私の急な涙を前にした彼は
どこかほんのり不器用な気もして

だけど一生懸命で
誠実なんだろうな、っていうことは
少しだけ、わかった。