Dは,アメリカから帰国してから,私のことを異常に監視するようになっていった。
信用できない,が口癖だった。

昼間にメールが来た。
D「冷蔵庫にあるビールは,だれが持ってきたんだ?」

私は冷蔵庫を確認した。
冷蔵庫の奥にビールが6缶セットがあった。ずっとあったような気がする。
たぶんクリスマスパーティーを友人らとした時に,誰かが持ってきて置いていったんだと思う。
私は家でお酒はほとんど飲まないので、あんまり気にしてなかったし、あまり料理もしなかったし、冷蔵庫も大きいから、いつも余裕があったから,覚えていなかった。

ゆ「しらないよ。クリスマスパーティーで誰かが持ってきたんじゃない?」

たいして気にしないメールだった。

帰宅後,彼は私を問いつめた。

D「それで,だれと飲んだんだ?昼間,だれが家に来た?」

ゆ「え~?だれも来てないよ。」

D「うそをつくな。なんでビールがあるんだ。誰かが来て飲んだんだろう。男だろう。」

ゆ「は?ビール?あのクリスマスからずーっとあるやつ?」

D「なかったわ。いきなり今日見たらあったんだ。昼間に誰かを連れ込んだんだろう。実は俺は,(パーティーに来た)Bに確認した。
「誰かがビールを持ってきたか」と聞いたら、Bは「いや持ってきてない」,と返信が来た。
俺は,「いきなりビールが現れたんだ。」と言ったよ。
「それはおかしいね。」と彼も言ってた。」

ゆ「たぶんクリスマスパーティーでYちゃんがもってきたんだとおもう~」

D「嘘をつくな。おとといまでなかったぞ。」

ゆ「あったとおもうよ」

というやり取りが続き、いかにも私が昼間にだれかと,飲みかわしている疑いをかけられていた。
数日後,Yちゃんと会う機会があり,ビールをクリスマスパーティーに持ってきたかどうか聞くと、「あ~,持ってきましたよ~」と軽く言っていた。
疑惑がようやく晴れた。

つかれる~~~

とにかく,わたしが男といたことにしたいのだ。
これは,彼がそういうことをする可能性があるから,相手のことも信用できないのだ,ということに,まだ私は気づいていなかった。

私は自分が信用できるから、相手のことも信用する。
彼は,自分のことを信用していないのだ。