妨害2
ある日曜日。友人のソファーベッドをアパートの三階から階下のトラックへ運ぶということで、私は父からトラックを借りて,Reyちゃんの家に行った。運ぶのが大変だから,彼Dにも手伝ってもらった。Dも共通の友人アメリカン仲良し女子Rey,Kim,Keyが3人と私が集まった。Kimちゃんは,典型的な女の子のおしゃべり好きである。(みんな似たようなもん)
「ちょっときいてよ!!!Mくんからこんなメール来たの!!!みてみて!・・・・ラブラブじゃない!?や~うれしいい~」
とかいって,きゃっきゃと私に見せるので、私も
「ほんとだ!めっちゃいい感じやん!彼もKimのこと気に入ってるね!」
とか,ぺちゃくちゃおしゃべりしてた。Dは,私たちのじっとその様子を見ていた。
トラックにソファーベッドが積み込まれたら、それをKeyちゃんちにまた運び入れることになっていた。私はトラックを運転しなくちゃいけないから,Keyちゃん家に行くことになっていた。
D「よかったら,Keyちゃん家まで僕も車でついていって,部屋に運ぶの手伝おうか?」(部屋は四階である)
Key「いや,いいわ。友達のStu呼ぶから。」
D「じゃあ彼と僕で運んでもいいよ」
Key「ううん,いいわ。私が彼と運ぶから」
とDのちょっとしつこいオファーをKeyはきっぱり断った。彼女はとてもはっきりしていて,相手によっては,相手の気持ちをあまり察しないところがある。Keyは,私をいじめることもあって、Dのことはあまりよく思っていなかった。
Dは,本当は,私たちと一緒に和気あいあいと過ごしたかったんだと思う。私はみんなとそのあとお茶したが,Dだけは「もう用が済んだから帰って」といわれたような感じだった。
わたしは「かわいそう。さみしそう」って思った。でも,もうその頃は,いじめられてたから手を差し伸べなかった。今まで私は,ずっと彼に,手を差し伸べてきた。いつでも何でも彼を誘ってきた。一人にならないようにって思ってきたから,声をかけないことに勇気がいった。
お茶の時に,私はKeyちゃんに言った。
「Dはきっと一緒にいたかったんやね。だから手伝うって言ったんやね」
でも,Keyちゃんは「そうだろうね」と言っただけだった。
帰宅後,Dは言った。
「君は,あの子たちとつきあわないほうがいい。とくにReyとKimだ。君にはあんなところで一緒になって,下らないうわさ話や男の話をしゃべってほしくない。」
ゆ「べつに一緒になってしゃべってるわけじゃなくて、聞いてることがほとんどだよ。確かに男の子の話とかうわさ話とかだけど,女だから,いいんじゃない。」
D「彼女らはまるで高校生だ。ぴーちく,ぱーちくくだらないことをしゃべって。きみは一緒になるべきじゃない。」
私はがっかりしたことを覚えている。私の友達の悪口を言ってほしくない,って思った。
他にも,親友のNちゃんのことを悪く言うこともよくあったし,とにかく人のことを簡単に悪く言うことがあった。でも,人を選んでいたようだった。
どうも私と親しい人のことを全部悪く言うわけではなかったが,性格的に依存心がないタイプの性格の強い人の悪口は言わなかったと思う。
しかし,多少自分がコントロールできるような弱さを持った人のこと(ある意味やさしいひと)のことは,悪く言う傾向があった。
う~ん。研究対象としては興味深いところであるが。
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