* 読む前に :

· 今まで行って来た日本旅行で直接行ったレストランの訪問記です。

· 受賞内訳は 「ミシュランガイド」、「ゴエミヨ」、「食ベログアワード」 に限り表記します。

· レストランの話は公式ホームページ、インターネットのレビュー(ロコミ)、訪問した時に聞いた話などで実際と違うことがあるかもしれません

· レストランからの後援と協賛は一切なくて私費を支払いました。

· もし、レストランからの個人情報保護などの要請があれば記事は削除されることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<レストランの情報>

1. レストランの名前(創業) : La Cime(ラシーム) (2010年)
2. ジャンル : 洋食 > フレンチ
3. 最寄駅 : 本町駅
4. 受賞内訳 :
食ログアワード2022 BRONZE

食ログ 百名店2021

ミシュランガイド2012 大阪 (1つ星, ★☆☆)
ミシュランガイド2013 大阪 (1つ星, ★☆☆)
ミシュランガイド2014 大阪 (1つ星, ★☆☆)
ミシュランガイド2015 大阪 (1つ星, ★☆☆)
ミシュランガイド2016 大阪 (2つ星, ★★☆)
ミシュランガイド2017 大阪 (2つ星, ★★☆)
ミシュランガイド2018 大阪 (2つ星, ★★☆)
ミシュランガイド2019 大阪 (2つ星, ★★☆)
ミシュランガイド2020 大阪 (2つ星, ★★☆)
ミシュランガイド2021 大阪 (2つ星, ★★☆)
ミシュランガイド2022 大阪 (2つ星, ★★☆)

ゴ・エ・ミヨ2020 大阪 (3トック, 16.0点)
ゴ・エ・ミヨ2021 大阪 (3トック, 16.0点)
ゴ・エ・ミヨ2022 大阪 (3トック, 16.5点)


<レストランの話>

1. オーナーシェフ : 高田裕介(たかだ ゆうすけ)
2. 材料と食べ物の特徴 :

- 日本の大阪にあるフレンチレストランです。 上記の多くの履歴からもわかりますが、ミシュランガイドの獲得だけでなく、ゴ・エ・ミヨ、ベストアジアンレストランといった世界的なレストランのランキングで、大阪地域のフレンチレストランの代表として常に上位にある店です。 私はこちらの初訪問が2018年だったのですが、予約が思ったより難しくなかったので希望の日に友達と行ってきました。

- こちらのメインシェフは ‘高田裕介’ さんです。 辻調理学校を卒業して大阪で9年間修行をしてフランスに行って “タイユヴァン(Le Taillevent)”、“ル・ムーリス(Restaurant le Meurice)” で修行をしました。 そして大阪に戻り、2010年に開業して今まで運営を続けています。 インタビューを見ると開業時にはデンマークの世界的なレストランの “ノーマ (Noma)” の影響を受け、荒っぽいコンセプトを持っているように見えます。 そして、今は世界の外食のトレンドに合わせて3回ほどコンセプトが変わったそうなので、外食のトレンドを肌で感じられるレストランと言うのもいいと思います。

- レストランの運営哲学は ‘フレンチと和食の境界をなくす料理’ で、大阪を代表するフレンチレストランとしての役を目指していますが、フレンチスタイルで表現する様々な日本料理の姿も感じられました。 年に開発する料理のメニューが300個ほどと多いのですが、ドイツではビールの原料であるホップを低温熟成させてソースにして日本の焼肉の代表的なメニューである牛タンとバランスを取る料理を作ったりする感じです。 ところで、この創作料理が料理を知らない人も何かバランスがいい感じがするほど繊細な料理でした。

- レストランのシグネチャメニューは ‘ブーダンドッグ(Boudin Dog)’ です。 食用の竹炭にブラッドソーセージを入れた黒色のホットドッグですが、これも考えてみるとヨーロッパやアジアの料理スタイルが混ざっていますが、各自のアイデンティティを保っている料理といえます。 色が黒なので、最初は少し緊張感がありましたが、すごく食感が良かった感じでした。

- お店で使っている材料はヨーロッパから直輸入する材料も多いですが、レストランのメインシェフである ‘高田裕介’ さんの故郷が鹿児島県の ‘奄美大島’ なので奄美大島の材料を使ったり、特に鹿児島県産の材料を主に使っているそうです。 牛肉も鹿児島県産の和牛を使用していますし、鶏肉も鹿児島県産の銘柄である ‘薩摩鶏’ を使用しています。

- 今思えば訪問した当時はよく分からなかったがここを訪問してから大阪でもフレンチに対する認識が変わってよく訪問し始めたようです。 主に日本のレストランの訪問記を書いていますから、他の地域の訪問記の記事はアップロードしていませんが、シンガポールとか他の国の有名レストランで受けた感じを考えると確かにここでのインパクトが強かったようです。