今日は交通に関する

話をしてみようと思います。
韓国はソウルの集中現象が

非常に高いですが
ほとんどの住居地域は京畿道にあるため
朝の出勤時間と夜の退勤時間帯には

ソウルに出勤する人を多く見かけます。
日本の埼玉や神奈川から東京へ

通勤する人と似たような感じです。

(私はこの前日本語勉強のため

相模原に1ヶ月間住んでいました。)
しかし、日本から通勤する人は

ほとんど鉄道を利用しますが
韓国では鉄道以外にも

公共交通のバスを利用します。
出退勤時間以外にも

ソウルで観光をしたり

美味しいレストランに行く時
地下鉄が行かない地域が

バスが全てカバーしてくれるので
韓国を旅行する時バスの乗り方に慣れれば

旅行するのも本当に便利です。

 

また今日の話に戻ってきて
私はソウルに行くなら

江南のレストランを利用するのが目的で
ソウル市内は車両の通行量が多く

常に渋滞しているため
主にソウルに行く時は

バスに乗って行く方です。
ソウルに移動する

高速道路にもソウル市内にも
バス専用車線があるため

タクシーで移動するよりも
料金はより安いですが

より速く移動することができます。
このようなバスの中で

ソウルと京畿道を繋ぐバスを

‘広域バス’ と呼び
広域バスはこの前赤バスだったので

‘赤バス’ と呼んでいます。
ところで、この広域バスが

高速道路を利用してソウルを目的地に行き
市内バスの特性上

シートベルトがないため
安全性を心配し数年前から立って移動する

立ち席が禁止になりました。
通勤する人の数は変わらないのに
立ち席を禁止したため

最初は不便を軽減するため
バスの配車間隔を減らす

努力をしましたが不足し
このような問題を解決するため

始まったのが ‘2階バス’ です。

 

 

 

 

この写真が

一般的な1階の広域バスです。
まだ需要が少ない区間では

このバスで運行しています。

 

 

 

 

そしてこの写真が

新しく運行を開始した ‘2階バス’ です。
1台の値段が

4億5千万ウォン(約4,300万円)だそうです(!)
今ではほとんどの路線で普及して

慣れているバスです。
私は日本で夜間バスのような

長距離バスを除いては
2階バスを見たことがないので

日本も同じような感じだと思います。
1階の前からバスに乗ると
(韓国は前から乗りして後ろに降ります。)
バスの中間点と後ろに

2階に上がる階段があり
2階に上がりたいお客さんは

階段を利用して上がればいいです。

 

 

 

 

この写真がバスの後ろから

2階に上がる階段です。
1階にも座席があるんですが
バスの運転手さんが

運転に集中しなければならないため
電話をしたり会話をしたい人は

普通2階に上がります。
2階バス1台が

一般的なバス2台を合わせたものより
さらに多くのお客さんを乗せるので

現在では一般的に見ることができます。
ただ、もともと路線に

高さの低いトンネルや歩道橋があって
2階建てのバスが通れない路線は

まだ1階のバスが

そのまま運行しているようです。

 

 

 

 

* 2階バスの内部

この2階バスで最も人気のある座席は
2階の一番前にある席で
ここに座れば正面を見て行けるので
一番人気のある席です。

 

このような2階バスに乗りながら

前より快適なので
とても気に入りましたが

その中でも残念だった点を書くと
1階は天井までの高さが高くて

余裕がありますが
2階は床から天井までの高さが低いので

気をつけなければなりません。
そして1階には電光掲示板がありますが
2階には電光掲示板がないので

アナウンスだけに集中が必要です。
韓国から観光に来たら

2階の一番前でバスに乗るのも
特別な経験になると思いますので

ぜひ乗ってみてください(?)