三代 (산다이)

1. ジャンル : 懐石

2. 住所 : ソウル市江南区宣陵路148キル48

3. 営業時間 : 18:00-23:30 (日曜定休)

4. 最寄駅 : 江南区庁(カンナムくちょう)駅 (7号線, 盆唐線)

5. 値段 : ディナーおまかせ(150,000ウォン)

 

 

ソウルの高級レストラン密集地域である ‘狎鴎亭(アプクジョン)’ に来ました。

最近、日本料理専門店がたくさんできていますが

こちらは最近のトレンドより少し前にできた所です。

開業してから約1年余りになったようです。

相対的に懐石専門店はあまりないですが

ここは韓国で食べられるハイレベルな懐石専門店の一つだと思います。

 

店のメインシェフは "ムン·スンジュ" シェフ

大阪の辻調理学校を卒業して
大阪の有名な日本料理専門店 ‘味 吉兆’ で5年間修行したそう
です。

この店は開業して1年くらい経ちますが

この店を営む以前に、別の懐石レストランを経営していました。

入国制限が始まるまで、料理の研究と発展のために

大阪には1ヶ月に1回ほどまだ訪問したそうです。

積極的に対話を主導するスタイルではないが、

一度慣れてきたらとても親切に説明してくれました。

 

現在のレストランのおまかせメニューは15日ごとにメニューが変わるそうです。
次のメニューは9月から始める予定みたいで
まつたけを使ったメニューを準備中だそうで、
9月にもう一度行ってくる予定です(笑)
店名の ‘三代’‘3代がみんな気に入った料理をするために努力する’ という
意志の表現だそう
です。

ドレスコードなどの条件は一般的なレストランと似ていますけど
必ず守らなければならないお店のルールが一つあるんですが
“出来上がった食べ物の写真は

SNSを含めたインターネットへの絶対アップロードを禁止” することだそうです。
食べ物の写真を撮影して個人的な目的で保存することは大丈夫ですが、
完成した食べ物はSNSのアップロードを厳しく禁止しているそうで、
実際に予約をする時案内事項に伝達されます。
ただ、出来上がった飲食写真以外のレストランの風景写真などは、自由にアップロードできるそうです。

 

 

 

* 基本セッティング

店は約7席程度の小さな規模です。
お客さんが多くて写真は撮れませんでした。
ただカウンターの裏側に人工庭園が造成されていますが、
京都に来たような気がするくらいきれいに飾ってありました。

 

 

 

* メニュー紹介

席に着席すると、食材の原産地とメニューの紹介が書かれた紙をご用意しております。

 

原産地 :

 

米 : 江原道 横城(フェンソン)
漁乱 : 西海
ウナギ : 全羅南道 霊光(ヨングァン)
アワビ : 全羅南道 莞島(ワンド)
鱧 : 全羅南道 麗水(ヨス)
蘘荷(みょうが), 超糖(ちょうとう)とうもろこし, 青柚子, 山椒の葉 : 済州島
ウニ : 江原道 高城(コソン)
鮎 : 江原道 襄陽(ヤンヤン)
アイナメ : 江原道 東海(トンヘ)
サバ : 慶尚南道 釜山(プサン)

 

 

 

 

 

本格的にメニューが始まる前に
今日使う、鱧と鰻を見せてくれました。
お客さんのグループごとに一度ずつ写真を撮れるようにしてました。

 

 

1. 先付け : 超糖(ちょうとう)とうもろこしとうに
2. 蒸し飯 : もち米の上に山菜を和えて鮎と共に提供
3. 椀物 : アイナメとゴマ豆腐を載せ
4. 魚料理 : 鱧を洗いしてチリズ、梅のソースとともに
5. 八寸 : シマアジ、サバ、イカ、卵、栗、イチジク
6. 一口食べ物 : カラスミを餅で上げて、巻いてる
7. 焼き物 : 山椒粉をかけた鰻と山椒の葉を置いた鰻
8. 炊き合せ : アワビの内臓を入れたそば
9. 食事 : ごまを入れた真鯛の釜飯
10. 1つ目のデザート : 梅干しをファイントワインに浸して
11. 2つ目のデザート : 梅の中に小豆を入れ、水玉のような形に

 

 

料理の順番はこんな感じで提供されます。
完成した食べ物の写真をSNSにアップできないので
文字だけでメニューの順序を書きましたけど
華やかなお皿の上に新鮮な材料が続きました。

 

 

 

 

* 純米大吟醸 楯野川 清流 <山形県>

 

私は日本酒やお酒は飲みませすが
私も大阪を拠点に仕事をしていて
店のメインシェフさんも大阪で修行したので
何か話が通じることが多かったんですが
メインのシェフから、無料でお酒を勧めたいと言われて日本酒を飲みました。
刺身の八寸と一緒に飲みまして
日本酒はよく分からないけどよく似合ってた(笑)

 

 

 

 

* 真鯛の釜飯の準備過程の中で

真鯛の釜飯は、少しご飯とお粥の中間的な感じでした。


値段帯が少しためらい高額ですが
全体的に日本の雰囲気をほぼ同じように感じることができたし、
何より大阪の有名なレストランで食べたものと差がないほど
とても感激的なコースでした。

ただ、お店のルールなので食べ物の写真をアップロードできないのは
最近、多くのお客さんがSNSを通じて

どんな感じの食べ物なのかを確認してチェックする目的もあるので、
そういうことをできずに訪れるのは、やはり多少のリスクがあるようです。
でも私は満足したので、メニューが変わったらまた行きます!(笑)