4月28日で手術から5年になりました。


子宮頸がんと診断され、当時まだ2歳だった息子を抱きながら、急に未来が見えなくなってしまった。


不安ばかりの中、仕事を休む段取り、セカンドオピニオン、入院中の息子をどうするか等、現実的な動きでなんとか自分を保っていたのを思い出します。


息子を無事にこの世に届けてくれた子宮に、ありがとうの気持ちと、もう二度と子供を産めなくなるのだという喪失感が入り交じる中で眺めた病室からの朝日。


手術後に、リンパ節転移は無いものの、リンパ管と静脈への侵襲ありと診断され、追加治療が必要だと言われた時のショック。


予後不良だと、生存率が下がる、そんなことばかりを考えてネット検索して、最初のがん宣告よりつらかったのがこの頃でした。



だけど、5年後にこうして生きているよ

治療の後遺症も、選択の後悔も、ないわけではないけれど、今日をこうして生きているよ



あの日、悩みながらも、前に進んだ自分に、ありがとうを伝えたいです。