六年半お世話になったレイソル。サッカーを辞めかけていた僕を拾ってくれたレイソル。


なんだろぉなぁ、、


感情MAXでぶち当たってくれて、歓声をもらったり、応援してくれたり、怒られたりもしたけど、そんなマジな気持ちが好きでたまらなかったし、そんなサポーター皆の気持ちに応えたい一心で走り続けて頑張ってたレイソル時代。


そんな好きだったレイソルを離れて明日対戦相手として戦う。




オリンピック代表に選ばれ北京へ行って帰ってきて、、。


国籍を替えてとにかく結果(オリンピック出場)を追い求めてピッチ上だけじゃなく、『李』という姓で日本国籍を取りどこまでやれるのか?そして頑張ってる姿を沢山の人達に知ってほしくてメディアにも積極的に受け答えした。


そんな張り詰めてた気持ちがオリンピックを終えて解放されて

北京オリンピックが終わった後なにも考えることができなかった。何の目標をすえることもせず何の向上心を持つこともせず、ただただ自然と流れる時間の中を何も感じることもなく過ごして毎週来る試合をこなしながら優しくて居心地の良い柏の街並みや人達の情緒に甘えながら『いつかまた頑張る時が来るんだから今は休もう』なんて考えをしながら過ごしていた自分。。やはりそんな考えじゃパフォーマンスも当たり前のように落ちて自分じゃどうしようもできない程自分の甘さに浸かってしまっていた。


そんな時、監督が替わりベンチにも外れた。
当たり前だと思った。
だから一度もネルシーニョを恨んだことはない。ただ、高橋しんさんには本当に申し訳無い気持ちで仕方ない。あんな自分を信じて使い続けてくれたのに、、。



自分をコントロールできない自分は明らかにチームにいてはいけないと思った。チームが降格の危機であってもいちゃいけなかった。あの頃の僕は…絶対に。



そして新しい土地、人、環境。今だから言えるけど何よりワントップの佐藤寿人の壁に挑戦するというモチベーションを持ってサンフレッチェに移籍した。

今はしっかりとした目標も向上心を持ちながらサッカーをしている。



日立台。
あの頃の僕とは違う李忠成を魅せたい。結果がどうであれ全力を出しきって楽しみたいと思う。



柏レイソルのみんな。。

宜しくお願いします。