地元の人間だし、顔が広いのは分かってたけど
嬉しかった
友人も来てくれた
会話は出来なかったけど、でも目で会話する、っていうのかな
言わんとしていることは良くわかった
恥ずかしいくらいいっぱい泣いて、みんなに心配かけて
だけどみんな泣かせてくれた
ファザコン?
近いものはあったかもしれない
罵り合いに近い喧嘩もいっぱいしたけど、わたしは父が大好きだった
とにかく職人気質の頑固な人で
こうと決めたらもうテコでも動かない
でもあったかい人だった
少年のようなところもあった
敵も味方も多い人で
そんな父の性分に苦労した母は、
『お父さんみたいな人はやめときなさいね』
って良く言われたけど、結局選んだのは父に負けず劣らず頑固で強い男だった
父は大喜びだったけどね
わたしと弟はふたりで斎場に泊まり込んだ
父を同じ部屋に運んでくれた
川の字になって3人で眠って
何年ぶりなんだろう
弟ともいっぱい話した
姉弟だから当たり前だけど、一緒の思い出がたくさんある
明日はきちんとしよう
どこまでも強かった父の娘として恥ずかしくないように
ちゃんとして見送りたい