[野球] 女子野球ジャパンカップ 履正社高校vs.埼玉アストライア(2017.11.05) | 明るく元気に考え込む…リーリーゴー!のブログ

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なんだか温かくなれそうなことを書いていきたいな、と思い始めたブログ。
そうしたら、「幸せ」について、「家族」「親子の関係」について書くようになっていました。

読んでくださる方にホッとしてもらえる…そんなブログにしていきたいです。

昨日書いた、女子野球ジャパンカップの試合、見事にプロ野球チームとの熱戦を引き分けに持ち込み、抽選の末に準決勝進出を決めた履正社高校は、今シーズンの女子プロ野球年間女王の埼玉アストライアと対戦しました。

昨日は2年生投手が完投してプロチーム京都フローラと引き分けました。そして、今日は1年生投手が先発!高校1年生が今年優勝した打撃好調のプロ野球優勝チームに立ち向かう…、考えただけでワクワクしてしまいます。

その先発投手、立ちあがりに追い込みながらも埼玉アストライア先頭の佐藤選手に上手く左翼前に運ばれてしまいます。ここで、送りバント、犠飛で2死ながら3塁のピンチ。続く4番川端選手に一二塁間を抜かれて1点を先制されてしまいました。

ところが、履正社高校が失った点はこれだけ…。昨日登板できなかった投手が、短いイニングで登場し、4人のリレーで6イニングを1失点。お見事な投手陣でした。

対する埼玉アストライアの谷山投手…こちらもものすごくすばらしいピッチング。内野ゴロを打たせる、変化球で追い込みアウトコースのストレートでビシッと打ち取る…3つのストライクのうちどれも前に飛ばせる球はなかったと言うような三振もありました。最優秀防御率の実力をそのまま発揮されてしまった…そんなピッチングでした。

結局、履正社高校打線は谷山投手、最終回にバトンをつないだ松谷投手から1点を奪うことができず、0-1で涙を飲みました。

それでも、今日も明るく元気で野球を目一杯楽しんでる姿は見られました。去年の神戸弘陵学園の時にも感じた、スタンドとベンチの一体感、今年の履正社高校にも感じられてとても好感が持てていい学校だなぁと感じました。

今日好投した投手の中で、春の選抜大会で優勝をした試合で先発した2年生投手…当時、カーブを覚えたてだったけど、それがとても機能したなんておっしゃっていたのですが、今日はそのカーブがものすごくよくコントロールされていて、さらに力強いストレートもあって本当にすばらしい投球でした。交代直後、前の投手から引き継いだ無死1、2塁のピンチを、高めに変化球を投げ込んでバントを失敗させるなど、プロ選手相手にお見事!と、成長された姿を見られました。

こんなすばらしい投球も、昨日同点に持ち込めたこと、そして当たりくじを引き当てられたことのおかげ…そのおかげで今日、たくさんの選手がすばらしい経験を積めたと思います。

最後に、履正社高校の監督さんも、気持ちの面で全然違う立場で試合に臨んでいることをしっかり強調した上で、すばらしい経験をできたことに感謝をされておられました。

プロの選手が今以上に強くなるために、このようなプレッシャーのかかる試合を経験することに大きな意味があると思いますし(そのプレッシャーの中で最終回に福知山成美高校から3点奪って逆転勝ちした兵庫ディオーネはすごかった)、アマチュアチームにとってはプロと戦えるすばらしい学びの場になる…と、この大会を見て感じました。

すばらしいこの大会、また来年も楽しみにしています!