子熊日記 -221ページ目
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さあ 丘をこえてゆこうよ

冷たい夏が終わる頃僕は君に出逢った
愛と言う名の血を分けた兄妹の様だった
僕等は細い手をつなぎ同じ夢で眠った
ヘンデルとグレーテルみたいに夢さがしてる夢さ
見えるだろう ほら 夜が明ける
だからbaby 僕と行こう
昨日よりもっと遠くまで
丘をこえてゆこうよ
二人なら大丈夫さ
さみしいときには
歌ってあげるよ
丘をこえてゆこうよ
君となら上手くやれる
早熟な大人になりたくないな
分かってくれるよね

丘をこえてゆこうよ

月に輪ゴムを飛ばすようなキスでも構わないよ
世界でひとつ君だもの 想いは変わらないさ
ビルの谷間の夕暮れが二人を不安にする
切なさに君を抱きしめて泣きそうになる僕さ
見えるだろう ほら道は続く
だからBaby 歩いてゆこう
あかりはまだ見えないけれど
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