[G-Star 2010]ついに「ブレード&ソウル」を実際にプレイ! | rmt-wmのブログ

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。その瞬間にすかさず別のスキルを繰り出すことで,相手をダウンさせられる。  コンボはまだ続く。ダウン中の相手に接近してTABキーを押すとマウント状態になり,次の瞬間に再び“1”キーを押すと,関節技でフィニッシュとなるのだ。 ブロッキングからの反撃  文章で説明すると結構ややこしいが,このプレイ感覚は“3Dの対戦格闘ゲーム”にとてもよく似ている。実際,拳士をプレイしたあとで「“バーチャファイター”のアキラを思い出しました」とスタッフに率直な感想を伝えたところ,「そう感じてもらえたら嬉しいな,と思いながらこれを作りました」と言ってニヤリとした。 こ,この技は……?  今後の開発で,さらに“Z/X/C/V”もスキルに割り当てられる予定だが,それ以上の操作キーを増やすつもりはないとのこと。1?9キー×複数スロットで何十種類ものスキルを管理するような,複雑化の一途をたどるMMORPGジャンルにおいて,ブレード&ソウルの少ないキーによる戦闘システムは,かなり新鮮だと思えた。また,MMORPGでありながら,格闘ゲームのエッセンスを詰め込んだ戦闘システムも,かなり新鮮である。  戦闘に関してもう一つ触れておきたいのが,マイキャラのターゲットが自動で選択されることだ。先述したアクションキーと同じように,正面にいる敵を自動的にターゲットして,その状態でスキルを繰り出せば,ある程度は自動で位置を補正してくれるのである。定番のターゲット形式とも,最近注目を集めつつあるノンターゲット形式とも異なる仕様で,これも何気に新鮮だ。  そして,これらの戦闘システムで個人的に特筆すべきと感じたのは,キー数が少なくマウスクリックが必須ではないため,プレイ感を損なうことなくゲームコントローラに対応させることが,(その気になれば)可能だと思われることだ。今回話を聞かせてくれたスタッフは,ブレード&ソウルのコンシューマ版の開発に関して,明言を避けていたものの,少なくともこの完成度とシステムなら,どこかのプラットフォームから声がかかってもおかしくはなさそうだった。  ほかにも語りたいことは山ほどあるのだが,続きはまた別の機会に。  ブレード&ソウルのムービーを初めて見たとき,衝撃を受けた人は筆者も含めて多いだろう。しかし今回実際にプレイしてみて,あのときよりもさらに大きな衝撃を受けた。今後リリースが予定されている,ほかの数々の新作MMORPGも,たしかに凄いことは凄いのだが,誰もがある程度は想像する範囲内の,順当な進化のように思える