AOU 2012のセガブースに出展されたタイトルの中で,とりわけ熱狂的なファンの姿が目立ったのが「」だ。それもそのはずで,2009年の稼働以来,多くのアーケードゲーマーからの熱い支持を集めている本作の最新バージョンとなる「ボーダーブレイクエアバースト Ver.2.7」が近日稼働となる。ここでは,ステージイベントや体験プレイから得られた新情報を元に,新たな魅力をお伝えしていこう。 新バージョンの稼働日は2月28日。新情報がてんこ盛りのトークイベントレポート まずは,メインステージで行われたスペシャルトークショーの模様から。ステージにはディレクターを務める三上岳彦氏と,ゲーマーアイドル古川未鈴さん,声優の白石 稔さんがゲストで登場。ゲストの2人が三上氏に,最新バージョンの気になる点を賳枻筏皮い攻骏ぅ毪钎ぅ佶螗趣线M行していった。 最初に紹介されたのは,三上氏が「Ver.2.7最大の目玉」と語るチップシステムだ。これは,パーツのアセンブルとは異なるカスタマイズシステムで,プレイヤーの機体に新たな能力やアクションなどを加えることができるというもの。 例えばブラストランナーで体当たりをする「タックル」といった新アクションを追加したり,即大破するような被弾ダメージを一度だけ持ちこたえるよう機体を強化する「アンチブレイク」能力,あるいは敵が設置したセンサーなどを発見できる「設置物発見」といった特殊能力を付け加えることが可能になる。このシステム追加によって,プレイヤーはブラストランナーの能力を,より個性的にカスタマイズすることができるようになる。三上氏の言葉を借りるなら「スマートフォンの登録アプリの違いのように個性が出る」,といったところだ。 チップを装備することでより個性的なカスタマイズが可能に。新アクションや新能力が多数登場 ただし,約100種類あるというチップの搭載量にはコスト制限が設けられているため,どう組み合わせるかはプレイヤー次第。なお,チップはパーツのように集めたアイテムやGPで購入するのではなく,ゲームをプレイして“開発度”を進めることで入手できる。 続いて紹介された要素はサテライトバンカー。これは,「前々から一発逆転の要素を入れたかった」という三上氏の願いを叶える形で実装されたシステムで,起動ユニットを確保し,発動することで,衛生からの極太ビームで広範囲を焼き尽くすことができる。敵ブラストランナーはもちろん,コアに対してもダメージを与えられるため,うまく使えば一気に相手軍のゲージを減らすこともできるだろう