出展6タイトルがすべてスマートフォン用ゲームというWeMadeの | rmt-wmのブログ

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 柧━博`ムショウ2012のWeMadeブースは結構な広さがあるのだが,PCオンラインゲームの出展は1本もなく,なんとスマートフォン一色。「あれ? WeMadeってPCオンラインゲームの会社じゃ……」と思う読者も多いかもしれないが,同社は2012年9月19日にプレス向け発表会を行い,そこでスマートフォン市場に本格参入することを表明したのだ()。  同社のブースでは計6タイトルがプレイアブル出展されており,そのいずれも対応プラットフォームが「iOS / Android」となっている。ゲーム内容を見ても,本格アクションRPGの「」を除けば,見事なまでに可愛い系,農園系,ソーシャル系が勢揃い。これも時代の流れとはいえ,旧YNK JAPAN時代から同社を知る者としては,うーん,感慨深い。  それでは,ブースに出展されている6タイトルをさっそく見ていこう。 ■「HERO SQUARE ?天空物語?」()  “天空島”を所有し,農作物を育てたり建築物を建てたりなどして発展させていくシミュレーションロールプレイングゲーム。島にはナイト,アサシン,アーチャーなどといったNPCがいて,彼らと共に冒険に出かけ,モンスターを倒すといった遊び方も可能。 ■「ぽけぺっと王国」()  犬や猫といった好きなペットと共に暮らすシミュレーションゲーム。ペットが快適に暮らせるように環境を整えていく,ブーツ。農園系のコンテンツもあるが,作物を自動で生産?収穫してくれる機能も用意されている。 ■「ロリポップ★あいらんど」()  女性向けに作られたという農園系ゲーム。ソーシャル機能に力を入れているようで,フレンドが作物などを枯らせてしまっても復活させられるほか,フレンドの生産を手伝うことで報酬がもらえる“バイトシステム”などが用意されている。 ■「カントリータウン」()  “作る楽しさ”を前面に出した農園系ゲーム。野菜などの収穫物のみならず,アップルパイや香水などといった,さまざまな加工品も作り出せる。建築物などの雰囲気はパステル調かつヨーロッパ風とのことで,女性受けがよさそうだ。 ■「カフェ de コレクション」()  喫茶店を経営するソーシャルゲーム。店主たるプレイヤーは,店内を掃除したり新しいメニューを研究したりなどして,次第に店を発展させていく。訪れるキャラクターの中には“VIPキャラクター”も存在し,彼らと接するストーリーも用意されている。 ■「ARK SPHERE」()  ここまで紹介したソーシャル寄りの5タイトルとはちょっと異なり,本格派のアクションRPGを目指して開発が進められている。タッチによる操作で,回転斬りやダッシュ斬りのような派手なアクションをお手軽に楽しめるという。 WeMade 運営チーム主任 岩下 健氏  また,WeMadeの運営チーム主任を務める岩下 健氏に,今回のスマートフォン向けゲーム本格参入などについて話を聞いてみたので紹介しよう。  9月19日に行われた突然のプレス向け発表会と,その翌日からの柧━博`ムショウにおけるスマートフォン一色という大胆な出展ぶり。やや唐突に感じるかもしれない同社のスマホ参入戦略だが,実はだいぶ前から決まっていたことだったという。WeMadeの親会社である韓国Wemade Entertainmentは,約3年前からスマートフォン用タイトルの開発にシフトしており,業績は現在軌道に乗っているそうで,それを受けて日本のWeMadeが続く形となったわけだ。ちなみに今回の出展タイトルは,すべて韓国Wemade Entertainmenが開発したものである。  今後,新規に開発するタイトルをスマートフォン重視にしていくというのが,同社の方針に関する表現としては正しく,その意気込みを示すものとして,柧━博`ムショウ2012での大々的なブース出展と相成ったわけだ。なお「ARK SPHERE」に関しては,本邦初公開のタイトルとのことである。  とはいえ,いきなりPCオンラインゲームを見限るといった物騒な話ではない。「」「」「」などといった同社の既存タイトルに関しては,これまでどおり運営を続けていくので,プレイヤーは安心してほしいとのことだ,Diablo3 Gold。  それにしても,このブース出展にはびっくりしましたと素直な感想を岩下氏に伝えたところ,やはり社内でもそういった声があったと苦笑いしていた。ともあれ,WeMadeの今後の展開に期待したい。
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