生保業界激震の噂から考えること | 『税理士』に「相続」を教える『税理士』が「相続」の話をしよう

『税理士』に「相続」を教える『税理士』が「相続」の話をしよう

自由気ままに情報発信しています!
テーマは・・・相続・事業承継・税金・お金etc

Twitterでは昨日ザワザワしてました

情報が錯綜している例の件

 

 

法人から個人的への名義変更(逓増定期保険)

いわゆる…名変プラン

 

 

これが塞がれるという噂

 

 

バレンタインショックから約2年後

生保業界を揺るがしています

 

 

それでも…

前回のバレンタインショックは

全生保会社に関係する内容でした

 

 

今回は…

今のところTwitterから伝わってくるのは

一部の生保会社に留まりそう

 

 

どちらにしても…

生保そのもの機能は何も変わらないです

 

 

処理の内容が変わるだけです

生保の本質そのものを改めて見つめ直す機会

そんな気がします

 

 

先日も…

当該保険の提案での連携を求められました

 

 

今回の税務リスクのみならず

法務リスクも多く内在していることに

多くの募集人さんは目を瞑っている感じがします

 

 

だって…

会社に損失を負わせて

被保険者である取締役個人が得する訳ですから

利益相反の役会決議だけで済む問題じゃない

 

 

当該取締役個人が100%株主であれば

そのリスクは排除できるかも知れません

 

 

それでも…

破産手続きに入れば破産管財人から

指摘される可能性だって残る

 

 

ましてや…

株主が複数存在すれば

株主代表訴訟リスクだってある

 

 

税務だけの視点であれば…

法人側が計上する雑損失に対して

役員賞与の認定可能性が残るだけ

 

 

この指摘可能性については言及を避けますが

税務だけの視点では社長をお守りできません

全体俯瞰の視点がどうしても必要になります

 

 

改めて…

全方位リスクを把握し

リスクを回避受容するのか意思決定し

その上でのリスク対応が必要となります

 

 

どんな内容のお話になるのかわかりませんが

それでも大切なのは

既契約のお客様をどうお守りするか

 

 

何よりも大切にすべきはお客様です