この記事では、Ledgerとpolkadot.js拡張機能を使用して最初のAstar (ASTR) アカウントを作成する方法についてご説明します。
プロジェクトの詳細については、Astarウェブサイトをご覧ください。

 Ledger LiveアプリでサポートされているAstar EVM (ASTR)アカウントとは異なり、通常のAstarアカウントはLedger Liveに追加できず、Ledgerデバイスをpolkadot.jsなどのLedger互換のサードパーティウォレットに接続する必要があります。

事前準備

LedgerデバイスにAstarアプリをインストールする

Ledger Nano Sユーザー向けのヒント

Ledger Nano Sユーザーは、Astar XLバージョンのアプリをインストールする必要があります。

  1. Ledger LiveでMy Ledgerを開く。
  2. Ledgerデバイスを接続してロック解除を行う。
  3. 必要に応じて、My Ledgerによるデバイスへのアクセスを許可する。
  4. アプリカタログでAstarを検索する。
  5. 「Install(インストール)」をクリックする。

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LedgerをAstarネットワークに接続する

Ledger Nano S、Nano S Plus、およびNano Xの制限事項

このリリースの時点では、Ledgerデバイスでは次の操作はサポートされていません

  • EVMの引き出し:Astar EVM側からトークンを請求することはできません。
  • XCM転送
  • べスティング(権利確定)

詳細はこちら

polkadot.js拡張機能に接続する

  1. polkadot.js拡張機能をインストールする。
  2. 拡張機能を開く。
  3. +ボタンをクリックしてpolkadot.jsアカウントを作成する。
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  4. 12個のニーモニック単語を保存する。
  5. アカウントに名前を付け、パスワードを設定する。
  6.  以下に示すように、拡張機能を開き、「Attach Ledger account(Ledgerアカウントを接続)」を選択する。
  7.  LedgerデバイスがPCに接続され、Astarアプリが開いていることを確認する。
  8.  Astar Networkを選択し、Astarアカウントに名前を付ける。
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  9.  「Import Account(アカウントをインポート)」をクリックする。

Ledger Astarアカウントに正常に接続されました。

Ledgerデバイスの接続方法を設定する

  1. Astar設定ページに移動する。
  2. 以下の図に示すように、「account options(アカウントオプション)」>「manage hardware connections(ハードウェア接続の管理)」にリストされている優先接続方法が「Attach Ledger via WebHID(WebHID経由でLedgerを接続)」であることを確認する。

Astarポータルにアクセス

  1. ブラウザを開き、Astarポータルにアクセスする。
  2. Polkadot.js拡張機能をポータルに接続する。
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  3. アクセスを許可する。
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  4. 最後のステップでインポートされたLedgerアカウントを選択する。それを使用してdAppステーキングに参加できるようになりました。
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