この記事では、すべてのLedger Nano Xファームウェアバージョンのリリースノートを時系列順に記載しています。詳細なアップデートガイドはこちら、一般的な問題の解決方法についてはこちらの記事を参照してください。
Coincoverが提供するLedger Recover、OSバージョン2.2.3 (最新バージョン)
2023年10月19日リリース
アップデートの注意点
- 最新版のLedger Liveを このリンク からダウンロードしてインストールする
- 1. Ledger Live Windows 10/11
2. Ledger Live MAC OS
3. Ledger Live Android Mobile - 通知バナーからアップデート、あるいはLedger Liveの最新バージョンをダウンロードしてください。
ニュース:Ledger Recover, provided by Coincover
- Ledger OSバージョン2.2.3にて、Ledger Nano Xユーザーの皆様へ、当社の新しいウォレット復元ソリューションであるLedger Recover(Coincover提供)を発表できることを嬉しく思います。詳しくはこちら。
- Ledger Recoverは、発売時にすべてのLedger Nano Xユーザーが利用できるオプションの有料サブスクリプションサービスです。このサービスは、シークレットリカバリーフレーズのバックアップを作成します。
- Ledger OSを更新しても、Ledger Recoverが自動的に有効になることはありません。サービスの開始後に Ledger Recoverにサインアップすることを選択した場合は、LedgerデバイスでLedger Recoverの有料サブスクリプションを承認する必要があります。
- サービスに登録すると、必要なときにいつでもウォレットへのアクセスを復元できるようになります。
テクニカルコンテンツ:仕組みとは?
私たちは、常々「信用せず、検証せよ」とお伝えしてきました。Ledger Recoverに関して過去数か月間に技術情報、および教育、聞き取り、準備のために行った作業について詳しく知りたい場合は、以下を参照してください。
- Ledger Recover シリーズに関するLedger CTO からの情報。技術的な観点からLedger Recoverを使用する理由と、オープンソースロードマップの促進計画に関する教育コンテンツを提供します。
- Ledger Recoverテクニカルホワイトペーパー
- GitHubで検証するためのLedger OSソースコードの関連部分
- 「Ledger Recoverの創世記」ブログシリーズ
- パート 1 - 妥協を許さないセルフカストディ
- パート 2 - 安全に分配する
- パート 3 - 共謀と漏洩の回避
- パート 4 - 本人認証
- パート 5 - オペレーショナルセキュリティ
- パート 6 - 脅威の分析と評価
Ledgerとセルフカストディの詳細は、こちらをご覧ください。
デジタル資産、その仕組み、安全性を維持する必要がある理由については、Ledger Academyを通じていつでも学ぶことができます。
さらにご質問がございますか?
ヘルプセンターからの追加情報は次のとおりです。
- Ledger Recoverに関するよくある質問(FAQ)
過去のファームウェアバージョン
OSバージョン2.2.2
2023年7月25日リリース
OSバージョン2.2.2の新機能とは?
OSバージョン2.2.2は、技術的なレビューと検証のためにLedger Recover provided by Coincoverの一部を含む部分的なOSのダッシュボードをオープンソース化します。詳細については、Ledger Recoverホワイトペーパーを参照してください。
Coincoverが提供するLedger Recoverは、まだ開始されていないオプションの有料サブスクリプションサービスです。Ledger OSを更新しても、デバイスのセキュリティは変更されません。
アップデートの前に
- 通知バナーからアップデート済み、あるいは最新版のLedger Liveがダウンロードされていることを確認する。
オープンソース化のロードマップ
- デバイスダッシュボードのソースコードへのアクセスを提供します。詳細は、こちらをご覧ください。
OSバージョン2.2.1
OSバージョン2.2.1の新機能とは?
OSバージョン2.2.1には、まだ開始されていない新しいLedgerオプションサービス、Coincoverが提供するLedger Recoverのサポートが含まれています。詳細については、Ledger Recoverホワイトペーパーを参照してください。
アップデートの前に
- 通知バナーからアップデート済み、あるいは最新版のLedger Liveがダウンロードされていることを確認する。
Ledger Recover
Coincoverが提供するLedger Recoverは、シークレットリカバリーフレーズのバックアップを作成できるIDベースのキー復元サービスです。開始後のサービスは完全にオプションになります。
注意: Ledger Recoverは、Ledger Nano Xと互換性があり、最新のLedger Liveバージョンを実行しているAndroidおよびiOSで間もなく利用可能になります。
開始時に当サービスに加入するには、欧州連合、英国、カナダ、または米国が発行したパスポート/国民IDカードが必要です。今後数か月以内に、より多くの国と異なるドキュメントのサポートを追加する予定です。最新情報をお見逃しなく!
OSバージョン2.1.0
2023年2月14日リリース
OSバージョン2.1.0の新機能とは?
OSバージョン2.1.0は、PINコード画面が一新され、フランス語とスペイン語に対応しています。 Ledger Nano Xのオペレーティングシステムの言語のみ変更可能ですのでご注意ください。アプリは英語で利用できます。
アップデートの前に
- 通知バナーからアップデート済み、あるいは最新版のLedger Liveがダウンロードされていることを確認する。
ユーザーエクスペリエンスとセキュリティの向上
- PINコード画面のデザインが一新され、セキュリティとコード入力が改善されました。
- 英語に加えて、デバイスの言語をスペイン語またはフランス語に設定できるようになりました。言語を変更するには、Ledger LiveアプリでMy LedgerからLanguageに移動してください。
注意:Ledger Nano Xの設定言語を変更した場合でも、Ledger Liveには自動的に反映されません。
ファームウェアバージョン2.0.2
2022年1月25日リリース
ファームウェアバージョン2.0.2の新機能とは?
ファームウェアバージョン2.0.2では、Bluetoothの転送速度が高速化されたほか、特定のユーザーエクスペリエンスの向上、ユーザーインターフェースの更新、いくつかのバグ修正が行われました。
重要:アップデート後は、Bluetoothペアリングがリセットされます。
ご心配なく。保有している資産への影響は一切ありません。アップデート後はこちらのガイドに従って、再びデバイスと携帯電話をペアリングすることができます。
アップデートの前に
- 通知バナーからアップデート済み、あるいは最新版のLedger Liveがダウンロードされていることを確認する。
ユーザーエクスペリエンスの向上
- Ledger Live Mobileのバージョン2.37.1以上ではBluetoothの転送速度が向上し、アプリのインストールが高速化されます。
- PIN画面の数字の読みやすさが向上。
ユーザーインターフェースの改良
- 起動時のロゴとスクリーンセーバーがLedgerのリブランディングに合わせて更新されました。
修正点
- 一部デバイスの画面が反応しない問題を修正しました。
- ペアリングのリセットオプションで、Bluetoothのペアリングが適切にリセットされるようになりました。
- その他様々な不具合を修正。
ファームウェアバージョン2.0.1
ファームウェアバージョン2.0.1の新機能とは?
ファームウェアバージョン2.0.1には、新たに発表されたNano Xデバイスの不具合修正が含まれています。そのため、既存のユーザーはLedger Liveを通じてこのアップデートを利用することはできません。
ファームウェアバージョン2.0.0
2021年10月21日リリース
ファームウェアバージョン2.0.0の新機能
ファームウェアバージョン2.0.0には、迅速なオンボーディングエクスペリエンス、バッテリーの改善と修正、セキュリティの強化、およびいくつかのユーザーエクスペリエンスの改善が含まれています。このアップデートに関する詳細は、ブログ記事を参照してください。
重要:アップデート後は、Bluetoothペアリングがリセットされます。
でも、ご心配なく。保有している資産やデバイスの機能への影響は一切ありません。アップデート後は、こちらのガイドに従ってデバイスを再起動し、スマートフォンと再度ペアリングする必要があります。
アップデートの前に
- 通知バナーからアップデート済み、あるいは最新バージョンのLedger Liveがダウンロードされていることを確認する。ファームウェアバージョン2.0.0へのアップデートは、Ledger Live desktopバージョンが2.33.19以降の場合のみ、可能ですのでご注意ください。
より迅速な導入が可能に
- リカバリーフレーズの確認作業が簡素化され、24個の単語からではなく、4つの単語の候補からリカバリーフレーズの各単語を選べるようになりました。
- リカバリーフレーズの表示前と確認後に、リカバリーフレーズの重要性を説明するコンテンツが追加されました。
セキュリティとプライバシーの強化
- デバイスの電源をオンにする際、PINの試行回数が残り3回未満になると、警告メッセージが表示されるようになりました。
- デバイスのデフォルトのBluetooth名を変更できるようになりました。
- Control centerから、Bluetoothの有効/無効をすぐに切り替えられるようになりました。設定を有効にするためにデバイスを再起動する必要がなくなりました。
バッテリーの改善および修正
- 温度エラーにより、一部のユーザーがデバイスを充電できない問題を修正しました。
- 一部のユーザーのデバイスの消費電力が改善され、バッテリー駆動時間が長くなりました。
- バッテリーアラートに、バッテリー残量がパーセントで表示されるようになりました。
- バッテリーアラートに新たな警告レベルを追加:残り20%と5%になったときに「Low battery」アラートが表示されるようになりました。
BitcoinのTaprootアップグレードへの対応
- BIP-0340 Schnorr署名のサポートが追加されました。
その他の改善点
- Control centerにDevice name設定が追加され、デバイス名にすばやくアクセスできるようになりました。
- アプリのインストール時に、デバイス画面にプログレスバーが表示されるようになりました。
- PINロックとスクリーンセーバーが個別に設定できるようになりました。
ファームウェアバージョン1.3.0
2021年5月18日リリース
ファームウェアバージョン1.3.0の新機能
ファームウェアバージョン1.3.0にはバグ修正が含まれています。
アップデートの前に:
- 通知バナーからLedger Liveの最新バージョンをダウンロード、または最新バージョンにアップデート済みであることを確認してください。ファームウェアバージョン1.3.0へのアップデートは、Ledger Liveバージョン2.26.1からのみ可能ですのでご注意ください。
修正点
- デバイスを取り外したときに、デバイスのロックを阻むバグを修正しました。
- ユーザーに影響しない軽微なセキュリティ問題を修正しました。詳細はこちら
ファームウェアバージョン1.2.4-5
2020年11月17日リリース
ファームウェアバージョン1.2.4-5の新機能
ファームウェアバージョン1.2.4-5では、Ethereum 2.0のサポートがメインとなっています。このアップデートに関する詳細は、ブログ記事を参照してください。
その他の変更点
- EIP 2333キー作成アルゴリズムに従ったシード派生が可能になりました。
ファームウェアバージョン1.2.4-4
2020年8月4日リリース
ファームウェアバージョン1.2.4-4の新機能
ファームウェアバージョン1.2.4-4では、バージョン1.2.4-2にアップグレードした一部のユーザーが影響を受けるバグが修正されています。このアップデートに関する詳細は、ブログ記事を参照してください。
修正点
- アップデート中にRDPロックを直接適用する。
- バージョン1.2.4-2で追加された起動時ごとのMCU整合性チェックを削除し、デバイスがまれに「Follow device repair instructions」というメッセージが表示された状態でフリーズしてしまうバグを修正しました。
ファームウェアバージョン1.2.4-2
2020年7月8日リリース
ファームウェアバージョン1.2.4-2には、セキュリティの強化、ユーザーエクスペリエンスの向上、クリプトグラフィックサポートの追加、およびその他いくつかの変更が含まれています。このアップデートに関する詳細は、ブログ記事を参照してください。
セキュリティの強化
- サプライチェーン攻撃などにおいて、デバイスをキーボードとして接続するために利用される可能性のある、RDPロックの軽度の脆弱性を修正しました。
- MCUファームウェアの整合性チェックは、起動ごとにセキュアエレメントチップによって実行されるようになりました(Nano Sと同様)。
ユーザーエクスペリエンスの向上
- スムーズなアップデート:ファームウェアのアップデート中に、USBケーブルを抜き差しする必要がなくなりました。Bootloaderモードが自動的に起動し、MCUファームウェアのアップデートが実行されます。
- Managerで複数のアプリをインストール(アンインストール)する際の遅延が大幅に減少しました。
その他の変更点
- Stark 256、およびBLS12-381曲線のサポートが追加されました。
- 設定やメニューからアクセスできる、規制情報の内容が変更されました。
- ライブラリコンテキストを切り替える機能を修正しました。