昨日、蒼と一緒に頑張って病気と闘っていた女の子が旅立ちました。
Mちゃん・7歳のしっかりした、お茶目な女の子でした。
蒼が入院していた時に、プレールームにいた風と同い年という事もありよく遊んでもらってました。蒼とも遊んでもらってました。
昨日、訃報の連絡が入り、風と蒼にMちゃんの事を話すと、2人して号泣し始め泣き止みませんでした…
私もMちゃんとはよく接する機会があったので信じられない気持ちで一杯でした。
昨日はたまたま旦那が早く帰って来たので、事情を話し急ぎ準備をしてお通夜に向かいました。
祭壇に飾られていた写真は、Mちゃんがディズニーランドに行った時の写真でした。
ミニーちゃんの耳のカチューシャを付け可愛い笑顔のMちゃん…
会場には、見知った顔が来てました。みんな一緒に闘った仲間です。
会うのは久しぶりの面々でした。
久しぶりに会えた嬉しさと、こういう場での再会で複雑だったけど。
これもMちゃんのおかげかな…と話してました。「Mちゃんが会わせてくれたのかな…」と。
みんなで泣いて、Mちゃんの思い出話しをして。
Mちゃんの分までしっかり生きなきゃね!と…
風と蒼もMちゃんにあげる…と、風は折り鶴を。
蒼は自分が食べようとしていたチョコレートを持って行き。Mちゃんにお供えさせてもらいました。
蒼を可愛がってくれていたY先生にも連絡すると。
「初めて医者になって受け持った子供達は、蒼ちゃん1人になってしまいました。(Mちゃんもその1人でした)
可愛がってた子たちが亡くなると、医者をしてるのが辛くなるけど、蒼ちゃんのような子がいるからこそ続けていけます!」
とY先生がおっしゃってくれました。
先に旅立ってしまった子供達の分までしっかり生きて、Y先生には蒼が成人してお嫁に行くまで見守って下さい…と、メールを返しました。
一生懸命生きる為に闘っている方々はたくさんいます。
どうか「命」を粗末に考えないで下さい
この世にはいらない命なんて何一つありません。
今、こうしている時にも必死で闘っている命もあり、その命を助けようと懸命に闘っている人もいます。
健康でいる時には、健康であると言う事が「当たり前」になってしまいます。
でも、健康でいるという事は決して当たり前ではなく、ありがたい事なんだ…と気がつくのはいつも病気をしてからです。
私自身、生と死はいつも隣り合わせなんだ…と実感させられたのは、蒼の病気からでした。
今まで何人かのお子さんを見送りましたが、もしかしたら蒼も…
今はありがたい事に順調に行ってくれてますが、正直再発の可能性はまだまだありえる状態ではあります。
蒼がまたもう少し大きくなったら、命という話しをしっかりしていこうと思います。
Mちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。