常陸国風土記が書かれたのが721年だそうで、惜しい、昨年が1300年記念!

 

 1年遅れましたが、混んでいなさそう(失礼!)な常陸風土記の丘公園に行ってきました。

 

 風光明媚な田舎道を走ると、やがて蔵のある旧家(?)やどっしりとした造りのお寺などが目に入るようになり、遠く筑波山の方を目指すと見えてきました。

 

 茨城県の石岡市を通り抜けたのですが、町名に国府とか府中とかあって、あれと思ったら、まさに国府があったのですね。

 そうか国道六号線が通っているのだから旧街道にあるわけで、かつてはこの辺や水戸が中心地だったわけです。

 本陣という地名もありました。

 

 

 中は有料の博物コーナー、無料の公園と散策路があり、楽しめました。

 

 博物コーナーは石岡で発見された縄文土器などが展示され、土器・土偶好きの妻が興奮気味。

 外は縄文時代から江戸時代までの建築様式が再現されていて子供達が走り回っておりました。

 

 

 上の写真は、火起こし機(横棒を上下させることで横棒両側の綱につながった縦棒を回転させる)で一心不乱に火を手に入れようとする、我が家のプロメテウスです。

 みんな遠くに行っているのに、構わずマイペースなまでに夢中です。 

 誰に似たのでしょうか(・・・私です)。

 

 公園には巨大獅子頭が。

 茨城の方は牛久大仏といい、巨大なものがお好きなのでしょうか。

 

 

 子供達勢ぞろい。

 中から外をみると、こんな。

 

 

 お天気坊やは、我が家の豊臣秀吉です。

 先日、今川義元に格下げになりました(下、参照)

 

 

 

 散策路はこんな。

 橋が多く立体的な地形で楽しかったです。

 写真は撮りませんでしたが藤棚があちこちにあって綺麗でした。

 

 あと何と古墳もあります。

 写真だとただの盛り土なので載せませんでした小さな円墳でした。

 というか、近くには前方後円墳があるのだそうです。

 知らなかった、関東にもあるのですね。

 

 子供達と「ああ、中の人が!中の人が!」と言いながら「ダニエルはどこ?」と四隅突出型墳丘墓を探しましたが、ありませんでした(あるわけがない)。

 残念。

 

 オタク話についていけないという方、上の動画で3:20あたりをどうぞ。

 名セリフ、「ああ、中の人が!中の人が!恥ずかしー」が視聴できます。

 ついでに文化財破壊についても学べます(嘘です)。

 

 

 

 

 帰ろうとしたらちょっとした池があり、水たまりがあると子ども2とこども3と私は必ずしゃがんでのぞき込むので、いつも妻と子供1に置いて行かれるのですが、この時は収穫が。

 手足が出始めたちいさなオタマジャクシです(ピンぼけなのが惜しい)。

 私は20年ぶりくらい、こともたちは初めて見たそうです。

 

 

 いやはや楽しかったです。 

 常磐道、混んでなかったし。

 

 

茨城県石岡市 常陸 風土記の丘