この記事は多分長くなりそうです。適当にスルーしてください。



その電車を始めてみたのは、小学生の頃でバスに乗って踏み切り待ちをしていたときでした。

当時、モスグリーンや赤クリームとチョコレート色のツートンの車両の中で際立った色、デザインの車両でした。

そして、「あっ、赤い電車…」と言っただけで隣にいた叔母さんに頭を小突かれました。

多分小学生にもなってということだったのでしょうけど。

ある日、その叔母さんが赤い電車に乗ったようで、走っていても目を閉じていたら

走っているのかいないのかわからないぐらい静かだったと話してくれました。

当時、その電車は特急でしか走っていなかったのでどこかへ遠出したようなのですが

人の行動にあまり感心を持たなかった僕はどこへ行ったのかは聞かずじまいでした。

やがてその電車に乗る機会に出会いました。

学校から遠足に出かけたのですが、先生の手違いで

乗らなければならない普通電車に乗り遅れたようで

鉄道会社のご好意で特急の停まらない駅に特急を臨時停車してもらうことになりました。

そしてやってきたのがその赤い電車でした。

窓の開閉のできない車両は確かに静かでした。

そして特急の停まらない降車駅でまた臨時停車してもらい帰ってきました。

小学生の頃の耐寒訓練はいくらか離れてはいるのですが

線路と平行の道を往復走るのですが、走っている間に何度もその赤い電車を見ては

気持ちが高ぶるのでした。

高校生になると電車通学が始まり、普通しか停まらない駅から乗車する僕にとって

その赤い電車に乗ることはなく、走り過ぎ去っていく姿をただ目で追うだけでした。

そんなある時、時刻表が変わることになりました。

驚いたことに通勤時間帯に今まで2本あった電車が1本になってしまいました。

沿線住民が駅長に掛け合い、

普通電車の停まる時間より数分前の特急が停まることになりました。

そしてその赤い電車で僕は通学を始めたのですが、

ある日乗客の一人が、なぜここで停まるのかと言った一言が今でもはっきり耳に残っています。

確かに、乗る人は行列ができるほどたくさんいたわけでなく疎らだったからです。

さらにそのあと数分後には普通がやって来るので

乗換駅で電車を待っていると、あとから普通に乗ってきた同級生と一緒になってしまい

ただその赤い電車に乗りたいだけのために乗換駅までやってくるのが気恥ずかしかったのでした。

そして日曜日になると、<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#CCCCCC">2つ先の特急停車駅から先頭車両に乗り豊橋まで行き、

すぐに折り返してまた先頭車両まで戻って新岐阜まで乗り、

新岐阜から新名古屋まで同じことをして戻り、</span></span>名古屋で降りて買い物したりして帰ってきました。

その後、大阪へ来てしまったので時折行くことはあってもその赤い電車に乗り合わせる機会もあまりなく

何年も経ってしまいました。

そして、既に全廃になってしまいましたが、中京競馬場のパノラマカー広場で見ることができ、

日によっては運転席のミュージックホーンを鳴らすことができるそうです。

このことをあの日、思い出したり、調べたりしていたのでした。

<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%BC" target="_blank" title="赤い電車">赤い電車</a>

<a href="https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%AD%E4%BA%AC%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E5%A0%B4%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%BC&amp;client=firefox-a&amp;sa=X&amp;rls=org.mozilla:ja:official&amp;hl=ja&amp;tbm=isch&amp;tbo=u&amp;source=univ&amp;ei=k7ylUeKnN8qhlQXv8ID4BQ&amp;ved=0CEAQsAQ&amp;biw=1006&amp;bih=600" target="_blank" title="中京競馬場の赤い電車">中京競馬場の赤い電車</a>