こんにちは。
メンタルコーチ 平沼 千佳です。
今日は「エネルギー値の違い」について。
エネルギーが高い人っていますよね。
逆にエネルギーが低い人ってのも。
この言葉の表現、あんま好きではないのですが、
やっぱりそれって、存在するものなのです。
ざっくりと言葉で言ってしまえば…
エネルギーが高い人というのは、
思考と行動が一致している人。
エネルギーが低いという人は、
思考と行動が一致していない人。
単純に、そういうことだと思っています。
もうちょっと詳しく見ていきますね。
エネルギーが高い、低い
とかでは分けたくないので、
一番エネルギーが強い、弱い
という分け方にしたとしましょう。
エネルギーが一番強いのは、
（つまり、一番パワーがあるのは）
行動に基づく意識です。
エネルギーが一番弱いのは、
（つまり、一番パワーがでないのは）
思考に基づく意識です。
これはどういうことでしょうか？
例えばですね、仕事をしている時に色々な場面で
「分かりました」と言われます。
でも、、、
「分かったのだけど出来ません」と言われます。
この時の「分かった」は、
本人からすると確かに本当なのだろうけど、
思考だけで行動が伴っているわけではないから、
エネルギーが弱い、と言えるのです。
エネルギーが弱いので、
行動に起こすまでのパワーがありません。
で、また低くなる、の繰り返し。
逆に、はっきり分かっていても
分かっていなくてもどっちでもいいから、
「分かっている、というつもりで行動する」
と、その意識はとてもエネルギーが強くなります。
これをもう少し
分かりやすい例えでいきましょうか。
あなたが、「こうしたらいい」とどこかで学び、
そうしたらいいということが分かったとします。
でも、「そうしたらいい、と分かっている私」
のつもりで毎日過ごしていなかったり、
あるいは「そうしたらいい、と分かっている私」
として行動していなかったりすると、
それは思考上だけの理解であって、
潜在意識にまで情報が届かないのです。
頭では分かっているけど、
心では分からない、っていう状態ですね。
心に分かってもらうためには、
思考することよりも、
実際の行動で「分からせる」ことが
大切になってくるのですが、
もし、頭が「わかっている」というのを
勘違いしていたら、どうでしょうか？
・・・・
世の中にはたくさんの常識が溢れています。
私自身も、溢れんばかりのアウトプットを
毎日しているけれども、それ以上に
同等のインプットも毎日しているわけです。
するとね、どうしても先に
頭ばかりが「わかっちゃって」
心が置いてけぼりになるのです。
そう言う状態になると人は、
未来に不安を抱くようになります。
「あたま」が先に「わかって」いるけど、
「こころ」がそのスピードに付いていけてない。
だから、行動が伴わない
「どうしよう、どうしよう、どうしよう」
っていう、不安の状態に陥りやすいのです。
結局何が大切かと言えば、
自分の中の「あたま」でわかっていること
「こころ」がわかっていることを、
しっかり整理することです。
わたしは何を頭だけで理解していて、
何を行動に移せていないのか？と。
そして、行動に移せないのだけども、
それを実行してみようと思うのかどうか？
その２点を整理してみます。
ここで自分が行動を起こせていないから
といって責める必要はありません。
ただ、整理をしてみてください。
出来ることから、「こころ」に教えるために
行動に移していきます。
あなたが豊かな人であることが
頭で分かったのであれば、
豊かな人であるように行動してみること。
あなたが大好きな人と、
こういう関係でいたいと分かったのであれば、
そういう関係であれるように行動してみること。
例えばですよ、
お付き合いしている恋人(彼氏)と結婚を考え、
両親に紹介した方が良いとは分かっていた、
だけど、娘を溺愛している父親になかなか
思い切って言い出せず行動できない…
まぁ、この例は私の経験なんですけどね。笑
それでも、私は「勇気」を出して紹介する、
という´行動´を起こしたことによって、
私の彼に対する愛やエネルギーが、
さらに強くなったなと実感しています。
これには、ただただ覚悟が必要なだけで、
それさえも「わかっているのだけど、、、」
と言われたなら、私はこれ以上何も言えません。
小さい、どうでもいい
プライドなんかに翻弄されて、
あーだこーだ言っている思考は無視していい。
本当に望んでいることがあるなら
思考ばかりしてないで、行動すれば？
って正直思います。
で、「そうは分かっていても」と思うのであれば
それは頭で「そうである」と考えているだけで、
本当に「わかっている」とは言えない。
何も意味のない、
ただの重たい思考なのです。
それを持ち続けるか、手放すか。
活かすも殺すも自分次第。
はらくくった人生から、
「わかっているけど、出来ない」は、
少しずつ減るのではないでしょうか。
