米朝会談破談 | 松尾貿易の社長のブログ

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ショッピングモールやホテルのロビーなどに置いてあるプランターをヨーロッパから輸入し、全国に卸している会社です。皆さん、植木は目にするけど鉢など気になさった事は無いのではないでしょうか。世の中、こんな商売も有るのです・・・・・。

残念ながら会談は破談となりました。

 

北朝鮮側に問題があるのはさておいて、米側にも大いに原因がありそうです。

 

そもそも、自分だけ核と強大な軍備をキープしておきながら相手側に一方的に核を捨てろというのは、西部劇の保安官、しかも悪い保安官のやり方ではないでしょうか。自分に屈せよ、そうすれば命だけは助けてやると煎っているのと同じことです。

 

交渉事は歩み寄り、相互理解が第一であるのに、トランプ大統領は自分サイドは一切譲らず、相手側に降伏を迫るばかりです。これでは反感を買って当たり前ではないでしょうか。

 

和平交渉の直前に軍事演習の名のもとに相手側を威圧するのは、どう見ても恫喝的で有効的な態度とはいい難いですね。 我が国の安倍首相が批判力もなくトランプ政権を支持しているのは情けない思いです。

 

手を上げて武器を捨てろ、そうすれば命は助けてやると云われても、保証の限りではありません。対抗する術をすべてなげうってしまったら、後は相手の無理難題に屈するしか無いのですから、北朝鮮としても、ここは必死になる場面です。

 

アメリカは貿易問題といい、今回の米朝会談の進め方といい、ゴリ押しやわがままが極端です。

世界で大きな枠割を担っていますが、同時に諸問題の根源でもあります。

 

我が国が取るべき道は、米国とある程度、距離を置き、独立独歩の道を探ることだと私はい思います。

その第一歩として、自衛隊を国防軍とさだめ、国を守るための軍隊と認知することです。 防衛装備などと云わず、武器とはっきり云うこと。 軍備の調達はアメリカ一辺倒ではなく、世界各地からと国産に比重を移すこと、食料、油の供給ルートを世界中に広げること。 これらが急務だと思います。