myaoのアヤシイ世界旅行


myaoのアヤシイ世界旅行



10月6日 モントランブランへ向けて、ローレンシャン高原観光。あいにくの雨でしたが、とても美しい優しい紅葉の風景です。雨でも訪れる価値の十分ある場所でした。



myaoのアヤシイ世界旅行


myaoのアヤシイ世界旅行



myaoのアヤシイ世界旅行



10月5日 ケベックでちょっとトラブルがありました。外国ってどんなに馴染んでるつもりでも所詮は外国人って感じさせられるような一撃を思いがけないときに受けることがあります。


とにかく気分をかえるためにもモントリオールへ。モントリオールは都会でした。ちょっと東京にも似ていて落ち着くというか、ケベックより好きかも。なんというか、普通の生活のある町です。


にしてもケベック州はヨーロッパのフランス語圏以上にフランス的です。良くない方の意味で。古き悪きフランスの伝統を未だに保全してる感があり。北米はコンサバですが、英語圏カナダも東部はかなり良くない意味でコンサバ。西部のほうが日本人の移民も多いし、人も穏やか、車の運転も穏やか。東部は若干古き悪きヨーロッパですね。



myaoのアヤシイ世界旅行


myaoのアヤシイ世界旅行



myaoのアヤシイ世界旅行



10月4日 ケベック泊 


引き続きケベックを歩き回る。Levisという対岸の町もフェリーで行ったが廃れかたがリアルにフランスっぽい。ランチはL’astralとい最上階の回転レストランでとったが、サービスでデザートブッフェがふるまわれた。ありがとうございます。


自分が誰でどこにいていつの時代で、っていうことがふと曖昧になって思い出せなくなる瞬間が現れ始めた。こういう感覚は初めて。。とにかく隆起した台地の広大な広がりがスコットランドのようで、雄大で。しかも優しい。


myaoのアヤシイ世界旅行




myaoのアヤシイ世界旅行


myaoのアヤシイ世界旅行



10月3日 ケベック泊 


カナダではヨーロッパのように心震えて自然に涙溢れる、というような体験はまだしていません。やはり私にとってヨーロッパは魂の故郷、カナダはこれから開拓する美しいけれど緊張感溢れる未知の大地なのでしょう。時差に体が対応しないのと、緊張感で夜もよく眠れないし、敏感になっていて明かりもつけていないと怖くてだめ。。まあ、これも新鮮でいいかあ。


早朝、ケベックの空港に降り立つと、スコットランドの自然を規模拡大したかのような紅葉に染まりまくった山並みがあたり一面広がっていました。カナダに来て初めてエクスタシーにうずうず&むずむず体がほてってぞわぞわするような感覚に見舞われました!ケベックの町は町並みも素晴らしく美しく、整然として、町中に紅葉が溢れています!町の規模も徒歩で見て回れる快適さ。そして食べ物がおいしい!久しぶりのウサギ料理が最高でした。フランス語圏とはいえカナダだし、期待してませんでしたが、フレンチスピリットが生きてました。和子さんにメープル街道ドライブ旅行の話を聞いてから早10年、やっとここにたどり着いた。。B&Bのお部屋も、屋根裏部屋の主寝室+下の階の予備室の2階建て、そして夢のように美しいインテリアで夢見心地~。そういえば初ローザンヌ時代のお部屋も屋根裏部屋でいい部屋でした。寝室って天井が低めのほうが落ち着きますね。あと、グリーンと赤とかピンクの組み合わせ、心地よい。


myaoのアヤシイ世界旅行


10月2日 シャーロットタウン泊 


アンの家、フレンチリバー、輝く湖水、モンゴメリの家、などを訪れるツアーに参加しました。グリーンゲイブルスはさすがに良かったです!ちょっと感動してしまいました。アンは実在の人物ではないのに、本当にリアルに物語を感じます。恋人の小道、おばけの森もあります。ものすごーくお勧めの場所です!名物のロブスター(オマールえび)を食べました。味付けがなあ~。飛行機の突然のスケジュール変更にあわてます。ちょっとエアカナダ!しっかりしてくれ~。SASといい、エアカナダといい、航空会社の対応は年々クオリティが低下していますが、このままでは本当に未来がなくなっちゃいますよ☆自分で自分の首を絞めてますが、それほど経営的に追い詰められてるのかな。。なんとか改善していってくださいませ。最終的にはとっととシャーロットタウンを脱出できる方向に転んでくれたのでむしろ感謝ですが。。



myaoのアヤシイ世界旅行


10月1日 シャーロットタウン泊 


建物とか町並みはこれぞカナダって感じで、グリーンゲイブルスも多くてかわいらしいのですが。。う~ん。あまり心に響くものがないなあ。モンゴメリはこの島を愛してやまなかったそうですが、やはり人それぞれ縁のある土地とは心が通うけど、ないものとは惹かれあわない。そういうことなのでしょう。クラムチャウダー食べました。高くて普通の味でした☆でも、アンの映画のビデオ見たりしたせいか、教会にはいったときふと涙が流れてきました。「アンの映画を見た当時はおばあちゃまと一緒だった。あれから時が流れてこんな遠くのカナダのアンの島まで来ていることが夢のようです。ありがとう。いつも一緒だよね。今も一緒にここにいるんだよね。」そんな風に感じられて、ほんと、涙が止まりませんでした。




myaoのアヤシイ世界旅行




9月30日 シャーロットタウン泊 


名残を惜しみつつプリンスエドワード島へ。う~ん、ノバスコシアを去り、島へ近づくにつれ、何か違うなあ。ピンとくるものがないぞ、と感じ始めました。牧草地の続く島の自然からはあまり自然の霊力が感じられません。そういえば、さすがにチップ文化に慣れてきました。チップをもったいなく感じていたけど、そんなけちな根性はおばあちゃまに恥ずかしいというか、この世の法則として、払うべきお金をけちっても、別の形で失われる。お金はお金を人の為に使う人が好きでそこに集まってくる。他人に気前のいいひとはお金に困らないけど、他人にけちな人はお金に困る、っていう法則に気がついたわけですよ。実際おばあちゃまもそうだったし。「ケチくさい人は貧乏になる」と斉藤一人さんもいってますね。


myaoのブログ


myaoのブログ



myaoのブログ



myaoのブログ



9月29日 ハリファックス泊 


朝食はカナダに来て一番豪華なブッフェで、自分でも驚愕の食べっぷり。食べた後、動けなくなりつつも、シタデルやダウンタウンなど、見所をさくさく観光。アイルランドとスコットランドを感じる場所です。パブもそっち系、キルトの男性いっぱい。ペギースコーブ行きのツアーは、ドライバー兼ガイドさんの喋りがプロフェッショナルで、ペギースコーブ(灯台が有名)も霧の中で予想以上に美しく、道中の森の黄葉・紅葉、小さな入り江の家々、すべてが予想以上に気に入りました!次回はケープブレトンの「北米で一番美しいドライブルート」と言われるカボットトレイルに紅葉の時期(10月末から11月初旬)に来たいです。あと、ルーネンバーグも行きたい!ノバスコシアの自然は癒されるような優しく静かで力強い霊気を帯びてます。


myaoのブログ


myaoのブログ



9月28日 ハリファックス泊 


いよいよキャンモアとお別れ。何も悔いはありません。さよならロッキー。カルガリー空港に向かう途中の丘から丘へ続く黄葉がきれいでした。空港からは高層ビルのカルガリーの町と向こうのロッキー山脈と2つを結ぶ丘の黄葉のコントラストが素晴らしい景観です。


トロントまでの飛行機の窓辺からはローレンシャン辺りの紅葉が空から一望。すごいです。雄大です。どこまでも湖と丘と山と森が続いてます。しかも赤く染まって。更にハリファックスへ。ノバスコシアの千の湖と千の森の上空を低空飛行していくと、大地の生命力、霊力がはっきり伝わってきました。「あ、ここが子供の頃からいつか行くと知ってた場所だ。。」とはっきり感じられました。初めて来た場所だけど、もう既に知っている場所。それがノバスコシアでした。


myaoのブログ


myaoのブログ



myaoのブログ




9月26日 クーガークリーク付近の住宅街横のトレイルに初めて行ってみたら、これが絶景でびっくり!気持ちのよい強い風が吹いていて、鳥が風に乗って遊んでいた。。そして見事な黄葉!まさに今がピーク!こんな綺麗で鮮やかな黄色は初めて見た。あー、きれい!


にしても、ロッキーは私にとってはどこか閉塞感というか、閉じ込められている圧迫感が多少ある場所。ビクトリアのようなのびのびした開放感とは違います。山派な私でしたが、今回のカナダですっかり海の魅力にも目覚めてしまいました☆ロッキーの山には親しみや懐かしさが感じられないのです。ヨーロッパはすべてどこか知っている懐かしさや落ち着く感覚があるのですが、ロッキーは神々しさを感じることはあっても、それがまだ自分の一部ではない感じがします。

こうやって世界旅行することは子供の頃からの夢でした。これで最後とか言ってたけど、この世界の素晴らしさをみるにつけ、最後なんて無理だわ(笑) 


考えてみれば、そういう仕事をしている素敵な女性たちに会い、こんな風になりたいな、心地良いなと思えた職業がこれだったわけで、今までちょっと道を見失ってたけど、これが本道なのだと思います。それぞれの人にそれぞれ別の役割があって、いろいろな文化の間を行き来して、風を吹かせたり、はっきり物をいったり、移動生活したり、というようなことが性分としてあって、それをいい風に頑固なところを少なくして柔軟に自信と愛をもって歩むこと、が大切なのかなあと、思ったりしてみました。