5月26日 Aalandに深夜到着。
暗くて眠くて何もなくて寒くて心細く、なんでこんなところ来てしまったのだ、どうやって20時間も過ごせばよいのだ、と後悔。
しか~し、9時までの寒さ眠さ地獄がピークを超えて町が活気を帯びてくると、こちらも元気が出てきた。
カフェで飲んだホットチョコレートで気力と体力が復活。
レンタルバイクを借りて、南のほうのNato、Bergo、Grano、Jarsoへ向けて片道推定10キロの道のりを驚くほど軽い足取りで向かう。
久しぶりの自転車が気持ちいい!この風をきる疾走感がたまらなく気持ちいい。景色は童話の世界のように美しく、群島から群島へ、海を縫って走る道からの島と海と青空と緑と水鳥、かわいらしい家々と灯台、そしてふわりと優しい春の香り、道端のたんぽぽやヒヤシンスや桜が噓のように現像的な世界をつくる。
こういう場所に生きる人々と東京の雑踏に息切れしている私の人生。。いろいろな人生と世界観があるもんです。
にしてもレンタルバイクのおじさん、かんじいいなあ。フィンランドもスウェーデンも尋常ではなく人が穏やか。う~ん、デンマークとのこの違いは何なのだ??
夜は時間もあるのでかなり豪華に海辺の素敵なレストランでフレンチ系の鶏肉のソテーを頂いたが、これが絶品!!日本も含めて久しぶりに料理に感動した。繊細なこの味、なんでイギリスではでないのかしらね??
結局10時間もサイクリングしてたのね。飲まず食わず眠らずでそんだけ動けるって、どれだけ元気なんだか、我ながら。
