1日、白川日銀総裁は、10兆円規模の資金を金融市場に供給すると明示しました。
現在は40兆円から50兆円ですので、10兆円は2割程度に相当します。
総裁は「広い意味での量的緩和政策」としていますが、要は、さらにマネーをジャブジャブにするということです。
(デフレ対策としては力不足と見ている市場関係者も多いですが、とりあえず、それは置いておきます。)
マネージャブジャブの世界では、当然、金利が下がります。
マネージャブジャブだとマネーの価値が下がり、つまりマネーの値段(=金利)が下がるからです。
ジャブジャブが行き過ぎると、金利がゼロに近づいてしまいます。
ところで、このようなマネーがジャブジャブ、金利がゼロ付近の世界は、極めて異質です。
何でもかんでも、モノには値段があります。
たとえば、こんな感じです。
商品の値段は、価格です。
労働力の値段は、賃金(率)です。
お金の値段は、金利です。
金利がゼロに近づくと、お金の値段がゼロに近づくということになってしまいます。
たとえば、ゼロ金利の時には、インターバンク市場(銀行さん同士がお金を貸し借りする場)で100億円貸したとしても、翌日貰える利息は1,000円ほどです。
この状況だと、リスクが高すぎるので、誰も貸しません。
これじゃあ、家庭教師の時給の方が、全然高いヽ(;´Д`)ノ
デフレが深まらないと良いのですが!(´Д`;)
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