カメラ好きには憧れの名機「SX-70」。
ドラマやら、CMやら、アーティストのPVにも登場し、最近はさらに人気沸騰!
そんなに安いものではなく・・・(いや、むしろ庶民には高いぞ)、しかも古い・中古。
状態も、物によってマチマチ。。。。
なぜそんなに人気なんだ!?
って思われる方も多いのではないかと思います。
今日は、カメラ好きもそうでない方も、興味深々のPolaroid 「SX-70」に、再スポットを当ててみたいと思います。
1972年(昭和47年)、、、SX-70発売開始。(日本での発売は1974年)
旧日本陸軍兵士の横井庄一さんが、グアム島で発見されたり、故田中角栄氏が総理大臣に、日中国交正常化の共同表明があったのもこの年。沖縄が日本に返還され、「沖縄県」ができたり、日本にはかなり歴史的な年でもありました。
そんな、まさに激動の時代に、生み出された名機。
開発コードネームは「アラジン」だったとか。
それまでのインスタントフィルムは、撮影後、一定時間置き、後にネガとプリント紙をはがす・・という工程でした。
それが、自動でプリント紙が飛び出し、少し待つだけで、鮮明に画像が浮かび上がってくるという「SX-70」はこれまでの常識を覆すものでした。
「SX-70」は、「アラジンの魔法の箱」と呼ばれ、瞬く間に大ヒット。
もちろん世界中のカメラファンを魅了しました。
ボディのデザインは、アメリカを代表するデザイナー「ヘンリー・ドレイファス」氏が手掛けました。
それでは、現在ルブラックにある(4月14日現在)モデルをちょっとご紹介。
「POLAROID SX-70 LAND CAMERA(original model)」.....\45,045
ファースト・モデルとも呼ばれている、SX-70の中でもダントツの人気を誇ります。
クロームメッキのプラスティックボディに本革張り(張り替えられている可能性もあります)。
本物のステレンレススチールに見えるところが素晴らしい!すごい技術です。
1972年~77年まで製造されています。
「POLAROID SX-70 LAND CAMERA MODEL2」....\45,045
1975年~77年製造。
白いプラスティックボディに茶色のビニール張り(張り替えられている可能性もあります)。
オモチャっぽいところが、またカッコイイ!
ファーストモデルに注目が集まりがちですが、あえて他のモデルを選ばれてみても、マニアックで良いかと思います☆
個人的に、この配色はオススメ!
ファインダーから覗くと、こんな感じ!
覗くだけでもう気分は、70年代へタイムスリップ!
プロカメラマンになった!?・・・と錯覚してしまいそうな、何とも言えない感覚になります☆
よく、「現行フィルム(ポラロイド600フィルム)は使える??」という質問を受けます。
「SX-70」は70年代のカメラです。もちろんこのままでは、現行品はご使用頂けません。
なぜなら、現行品は感度が高すぎるからです。
露出ダイアルの調節で、一応撮影は可能ですが、上手くいかないこともしばしば。。。(あえて楽しむのもOK!)
現行フィルムに対応できるよう、全ての機に「NDフィルター」をお付けしています。
NDフィルターとは?
この薄黒い(腹黒いではありません)フィルターを通すことによって、光の量を調節し、現行のフィルムにも綺麗に撮影できるようにしてくれます。
レンズに直接装着します。
SX-70は感度150相当に設計されているので、現行フィルムの感度600では到底対応できないのです。。。
現行のカメラの方が、断然綺麗に写ります。
微調整なども容易にできるし、ましてやデジタルカメラは、その場で撮影写真を確認・削除までできてしまう。
便利なカメラが沢山ある時代。
でもちょっと立ち止まってみてください。
私達の日常生活は、喜怒哀楽があって、自然に癒されたり、ちょっと崩れたものに魅力を感じたり、機械的な完璧なものばかりじゃないですよね。
そんな中、古いモノ達は、私達が忘れかけていた、「人間臭さ」みたいなものを思い起こさせてくれる気がします。
SX-70だって完璧じゃありません。
もしかしたら天気が悪くて、機嫌も悪かったら、ちゃんと写ってくれないかもしれない。
でも、そんなSX-70だからこそ、アッ!と驚く写真を、きっと私達にプレゼントしてくれるはずです。
それは、まるで、私達人間が地球に生まれたかのように。。。。
FROM : さる
(・・・・作家のようだわ、私。)



