よく日本語で、全然聞いていなかったり、

聞いたそばから忘れてしまうさまを

「右の耳から左の耳に」

「右耳から入って左耳から抜ける」

などと表現します。

 

右耳に入るけどすぐに左耳からその内容が抜けていくさまを表したものですね。

 

英語でも同様の表現がありまして、

go in one ear and out the other

と言います。

 

直訳すると

「片方の耳に入って他方の耳から抜ける」となります。

「耳」を使うあたり同じですね。

 

主語は「聞かれる内容」になります。

 

ロングマン現代英英辞典では、

if information goes in one ear and out the other, you forget it as soon as you have heard it

「もし情報が片方の耳に入って他方の耳から出るのであれば、聞いたと同時にその内容をあなたは忘れている」と定義づけています。

 

ときとして人は

go in one ear and out the otherの状態になることもありますが、

基本的には他人の話はよく聞く方が、良い人間関係を維持するには重要ですね。