アイトラッカーという

 

眼球運動を計測する機械があります。

 

アイトラッカーの種類は様々ですが

 

私がカナダのラボで使っているものは

 

文章や単語を読んでいる時に

 

視線がどこに着目しているかを測定して

 

英語母語話者と英語学習者の眼球運動を

 

比べたりなどできるタイプです。

 

 

数百万する

 

とってもお高い機械なので

 

リッチなラボにしかありません。

 

 

そんなお高い機械を

 

自由に使えるありがたい状態なのですが

 

とにかく

 

何もかも初めて扱う機械+プログラムでして…

 

しかも現在ラボにいる人はだれも使い方を知らないので

 

いろいろコツが掴めず…四苦八苦しています。

 

 

一番苦労しているのは

 

プログラム変更後の確認作業です。

 

 

 

大抵の場合

 

実験プログラムを作っていくときは

 

少し変えたらチェック

 

少し変えたらチェック

 

を繰り返します。

 

 

しかし

 

多少プログラムを変えるだけで

 

いちいち他人にテストをお願いしてたら

 

とても面倒です。

 

 

なので確認作業のためには

 

自分をテストします。

 

 

しかし

 

アイトラッカーを使う場合は

 

眼球の位置を

 

「ここだよ」

 

と読み込ませる確定作業が

 

実験中に入ります。

 

 

 

つまり実験中は

 

プログラムを稼働させるPCと

 

眼球運動を読み込むPCの

 

両方が稼働する形になります。

 

 

自分で自分をテストする場合

 

両手を使って

 

実験に取り組む作業(右手でマウスをクリックする)と

 

眼球の位置を確定させる作業(左手でマウスをクリックする)を

 

並行して行わなくてはいけなくて…

 

 

 

千と千尋の神隠しにでてくる

 

釜じいみたいな気分です。。。

 

 

とりわけ

 

眼球の位置を確定させる作業(左手でマウスをクリックする)は

 

目を動かしてはいけないので

 

ノールックで行わなければなりません。

 

本当に技術的にコツがいる作業です。

 

 

 

インフルのせいで実験作成が滞ってしまいました。

 

早く実験開始できるように

 

頑張らねばなりません…

 

土日返上でやるしかないです(´;ω;`)