第8回公演
レッツゴー浪曲!~晴れた日は歌いたい~
舞台はのどかな南の島にある古い写真館。写真館を守る日系の3姉妹が主人公。
姉妹の亡くなった父は骨の髄までの浪曲ファン。姉妹の思い出がいっぱい詰まった写真館には広沢虎造の「石松の最後」が流れている。
ある日突然、死んだ夫の息子と名乗る青年が現れて驚く長女。ぐうたらな夫に手を焼く三女。ようやく決まった結婚を延期したいと言い出す次女。この家族の物語には、なぜか常に浪曲がある。
浪曲という日本の芸能と南の島のミスマッチが新鮮な舞台に、ささやかな笑いをまじえながら日常のささいな出来事を叙情的に描く。
- 日時
- 1997年8~9月
- 会場
- THEATER/TOPS
- 作・演出
- 鄭 義信
- 出演
- 松金 よね子
岡本 麗
田岡 美也子
藤井びん
酒向芳
瓜生和成
高木啓吾