2025年11月19日
我が家は4人家族です。
長い年月で4という数字に慣れてきました。
これからも大事にしていきたい数字です。
でも日常のちょっとしたところで、
「3なんだな…」と認識するところがあります。
身近なところでは、お茶碗とかお皿の数が4セットで揃えてあるのに、3つしか使わないとか。
お店で何名様ですか?と聞かれる時とか。
書類などで家族の数を書かなければならない時には一瞬ためらいがあります。
会社にも扶養家族の変更の手続きをしたり、そういった手続きの一つひとつに、ため息が漏れてしまいます。
葬儀が終わってから
役所で戸籍の手続きをしたときのことです。
息子に関係のある証明の類を返却して、戸籍の手続きが終わり、
「あぁ…手続き終わっちゃったね」とポツリと妻が言ってことを覚えています。
拍子抜けするくらいあっさりと手続きは終わりました。
もらった住民票の息子の欄に目を落とすと
そこには除籍と書いてありました。
家族が減る手続きは辛いものがあります。
冷たくなった息子に触って泣き、
遺骨になってまた泣いて、
息子の身体がなくなったのに、手続き上からも息子の存在が消される。
分かっていることですが…
身分が消されるというのは堪りません。
紙の上での家族構成は3人(と猫1匹)になってしまいました。
私の両親、妻の両親も健在なので、役所で除籍する手続きも初めてでしたが、そうやってみんな乗り越えていくのかな。
息子が生きていたことが忘れられてしまうのが怖い。
これから先、何も知らない人と何かの拍子に家族構成の話が出るかもしれません。
そしたら私はなんて言うだろう。
4人家族です。
お子さんは?
子供は娘と息子がいます。
ときっとそう言います。
これは事実ですから。
周りがどう見ようとも、ずっと家族4人は変わりません。
今日も、
「ただいま〜、ゲームしてた?」
そうやって明るく笑って今日も息子に話し掛けます。