長々とご無沙汰しておりましたーshujiworksです☆
なんとなんと8月は「ハ・カ・ラ・カ・ナ・イ・ゾ!!」と、夏休みが40日くらい取ってしまった♪んー贅沢♪
しかしだからと言って遊んでばかりいる中学生みたいな生活をしているわけではありません(笑)
勘違いされては困ります☆
ではでは、これからそんなことたちを少しずつ小出しにして書いていきます。
まずは「革のなめし編」
からいってみようと思います!
7月から」自分は東京都の皮革技術センターにて研究生をさせていただいてました♪
「皮」を「革」に変える技術!
革を扱うものとして知っとかなきゃな~しかも猟師として鹿や猪の皮も手に入ることだしという理由☆
皮革の基礎知識や原料皮、準備作業、なめし、染色・加脂、再なめし、仕上げにコラーゲンというとてもためになる講義を受け、そして実際になめし作業の実習をいたしました☆
全部書くのは無理なので、簡単に♪
1、塩蔵されている豚皮を洗います
皮は生なので放置していると腐っちゃいます。なので塩漬けして腐敗を防いでいるんですね~保存食のように。ほかには冷凍したり、乾燥させたり方法あります♪
2、塩蔵すると塩のせいで水分が抜けますので水分を戻してやる。
塩蔵すると30パーセントくらい水分抜けています。ので、水分を足してあげるのですね☆
3、毛が邪魔なので脱毛石灰漬をしてやる。
毛だらけの皮は毛皮。毛なしの皮にするためにアルカリにして溶かしてあげます。または硫化物を使って結合を切ることもしました。
4、再度水洗いをしてまた石灰につける。
徹底的に毛を除くのです。
5、アルカリ性になつているから中和する
皮が膨張しているのでそれをしめつつ、中和してあげます。革は基本酸性です!
6、余分なたんぱく質をとる
コラーゲン部以外の不要なので除きまーす!あと脂なんかも一緒に
7、時間をかけて皮のPHを酸性側にふる。ph5.5くらい
硫酸を使い少しづつ酸性にしていきます♪
8、なめす
今回はクロムなめしをします。金属クロムのなめし材。出回っている革の9割近くがクロムなめし~!
9.phの調整とシェービング
phをまた調整
10.脱脂
余計な脂とります。染めのときやらやらムラになることもあるので☆
11、再なめし
革をもっと好みに合わせるために再なめし。ここで特性を出しちゃうよ♪
12、中和と染色
またphを調整して染料を入れてしまう。色付け~楽しい~☆
13、加脂と固着
脂を足してあげます。なめらかにする、しっとりさせます。色落ちとかしないように革を絞めます!
14、つり干し、空うち、トグル張りになります
干して水分を飛ばし、革を柔らかくしてからまっすぐに拡げてあげる~♪
だいたいこんな感じでございます!
場合によっては塗装もいたします。
と駆け抜けて書いてみましたー!!
こんなことをしている夏休み。
まだまだこれからも書いてまいります(笑)
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