ハラコ 素材
春夏秋冬、四季にあわせてアトリエで使う
素材も変化します。質感だったり色合いだったり
クロゼットの衣替えのように・・・
大きな工場では、半期ほど早く段階的に作業を
スタートさせるので季節をひっくり返して
作業に当たるわけですが、小さなアトリエでは
リアルタイムで涼しくなってきたなと思ったら
なんとなく取り掛かります。
四季を感じながらの作業が出来る喜びは格別です。
秋冬の革素材といえばやはり「毛皮」です
なかでも「ハラコ」「ハラコ 素材」が人気です。
俗称で「ハラコ」「ハラコ 素材」と呼ばれていますが
本物の「ハラコ」とは英語で「Unborn Calf」と呼ばれます。
名前の通り、この世に生まれていないということです。
業者の中には、「たまたま母牛の体内で死んでしまった胎児」と
説明するところもありますが、商品となって流通している数から
考えただけでも、それだけではないことが十分想像できます・・・
それで市場では暗黙の了解で ハラコ=馬毛皮となっております。
馬毛皮はイタリアやスペインなどから入荷しているのですが
商品名は、ホースヘアーと記載されておりますが
実際には、牛・馬・ポニーなどが混じっており
同じロットなのに毛並みが微妙に変わっているものの
仕上がりはほとんど変わらないので不思議ですね。
主な用途には、バッグ、財布、クツ、ベルトや衣類の飾りなど
アクセントに使われることが多く、ホルスタイン柄や豹柄等
インパクトの強い高級素材にしたてられております。
昨日は、馬毛皮の半裁を6枚裁断しました。
毛皮の裁断は、一般の革に比べて3倍ほどの
時間がかかります。カットした毛が飛び散るので
掃除機で吸いながら作業を進めます。
その工程を怠るとアトリエが大変な事になってしまいます。
(裁断時間より、掃除機の時間のほうが長いです)
あります。半裁だと、料が多く、金額が高くなってしまうので
趣味の方でもお使いいただけるように、A5・A4・A3サイズに
切り売りさせていただいております。
今年の秋冬に、上品な馬毛皮を使った
革小物を製作されてはいかがでしょうか
ご縁ある全ての人に感謝いたします。
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