あらら。
気がつけば今年もあと半月
染付けのお稽古も新年へ向けてチャージです
前回お仕事をいただいた鎌倉のお店のオーナーから
「初詣のお客様にお土産として何か考えてください」と
言われたので、ここ一週間はずーっと頭をひねっていました。
器は今回もそば猪口。
やっぱり手軽ですし、用途も広いので柄がいくつあっても良い。
それに何より、「日本香り」がしますよねぇ。好きだわぁ
形は日本であっても、使うときには「和」でも「洋」でも合う。
自分の同じぐらいの世代の人に「古臭さ」を感じさせない
普段使いできる古典柄のそば猪口をデザインしよう、と思いました。
私は小紋柄が好きだし、描くのも好きなのです
突き詰めれば非常に繊細で上質な柄ですが、
江戸時代に庶民にも愛された小紋は、今でも「粋」なのです
つまり、モダンな古典柄に挑戦ってワケ。
写真左は「麻の葉」
右は「ストライプ」
麻の葉は女性へ、ストライプは男性向けに描きました。
そしてその裏の絵なんですが・・・
ここで「鎌倉」の登場です
鎌倉と言えばで一番に挙げられるのが大仏・・・かなーと思いまして
シルエットを入れてみました。
これがどう見えてくるか、がポイントです
ちなみに。
仕事をお受けするに当たって、
色々な色の呉須を揃えてみまして、早速使っています。
左右では、呉須の色がちょっと違うのにお気づきでしょうか
これが、焼きあがるとどんな色になるか
自分で試すのは初めてなのですごく楽しみです
呉須の色比べって、なかなかしないものなんですね。
で、今回はもう1シリーズ描いたんです。
それはまた次回UPしまーす