今回の課題、小皿で山水画です。
GWはこの染付に集中しますゾ~
というわけで、前回は絵のモチーフを紹介しましたが・・・
まず1枚目を描こうと思ったときにぱっと浮かんだのがこの大理城。
中国に行ったら大理と麗江は見逃すな
と言った友人の言葉がずっと胸に残っていた私は、
この地の辿りついて興奮したわけです。
大理という町は、名前のとおり大理石が採れるところ。
当時はへぇ~なんて頷いて採掘場をキョキョロ。
大理石のハンコとか安いんですよね。
町は観光地なので、土産やもレストランも宿もあって賑やか。
ペー(白)族自治州の州都で、標高が2000m近く高くて
風光明媚な土地柄なんですよ。
さらに中心に大理城があります。
このあたりを散策すると、茶花という雲南省の省花も見られ
のんびりした古城と田舎町を堪能できます。
日本を出発して、およそ2年が経とうとしている時の私。
あと1ヶ月で帰国というこの時期に、中国景観は日本を益々恋しくさせ
食事は一週間ほぼ毎日、日本食を欲して食べていました(^o^;)
この頃、「SARZ(サーズ)」というウィルス感染が広東から爆発的に流行り
始めていました。でもここは中国、今の新型ウィルス発生よりも慎重な
対応もなく、私達は新情報を求めつつ、実は足止めを食らっていたんです。
この大理の城は、天空の城のようなイメージで描きました。
鶴はある寺院の壁画を参考にしましたが、のちに先生曰く、
すごくおめでたいぞこの絵は。・・・と。
なんとなく、嬉しかったりして~(´∀`)