ランチの豚肉野菜焼きにKOされてクラクラな私に、
さらに頭の周りに鳥と星が回ってしまう料理に
出会いました
それは、ケジャン(カニの醤油漬け)
韓国に嫁いて20年のオンニお勧めのケジャン屋さんは
韓国人でも決して安くないお店なのにいつも満席。予約しても席の保障なし
すみませんが、あっというまに身はいただきました
そのあと、このように甲羅にごはんをつめて・・・
お皿に残っているタレをかけ、
甲羅にひっついている身をこそげとりながら混ぜ混ぜして
二度目のケジャンをいただくんです~
いや~カニ味噌、オニヤバイ
こちらは・・・料理名を何といったか
つまりカニの美味しいところと、豆モヤシをキムチで絡めたもの
カニの身をチュウチュウ吸うと
メチャメチャ辛い~
でも、これだけでは終わりません
カニの出汁がしっかり出てる上の料理のタレで
チャーハンを作ってくれるんです
韓国ノリも入って、もう、なんていうか、口の中が海
まいったー
これ、マッコリにも合う
但し注意 お店のアジュマ(おばさん)に
くれぐれもこの残ったタレで作ってね、とお願いすること
このタレで、と言わないと、他のテーブルで食べられた残りを
平気で混ぜてしまうそう・・・
アラッソアラッソー(わかったわよ)
と笑いながらお皿を持って去っていくアジュマ
だが、真相は神のみぞ知る・・・
ところで、トンデムシジャン(東大門市場)やナンデムシジャン(南大門市場)の
屋台は24時間のところが多いらしいです。
その理由は、家賃がベラ高なため、少しでも稼ぎを入れるため。
屋台飯自体は安いのであまり感じることはないけれど、
保証金だけで何百万というから、思いのほか相当過酷なビジネス。
シジャンに店を出していることは、とてもすごいことなんだそうだ。
ソウルのマンションも、保証金だけでもベラボーな金額らしく、
ソウルに住む普通の新婚カップルは結婚してまず大借金するんだとか。
そんな事情とはつゆとも想像せず、興進国のパワーを少し恐ろしく感じました