カリスマ大野貴博ディレクターブログ -3ページ目

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異常気象・・

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異常な暑さが続いているここ京都はゴールド本店からブログをアップしております。昨日も海へ行ったのですが海水温が高い上に体温並みに気温も高いので早朝か日が暮れる夕方以外は１時間程しかサーフ出来ない、やっぱり今年は例年にない異常気象だと気付かされます。台風10号の経路も予想を大きく裏切った形で西方面に移動してから北上していくらしく数年前の大型台風を彷彿させる勢力と被害予想らしい。

さてQVCではいち早く販売禁止素材と認定されたクロコダイルレザーですが、ゴールドとしてはワシントン条約に基づき正規のルートを辿ったAグレードにこだわりゴールドが創るラグジュアリーの世界を今も尚、作り続けています。高校卒業後、海外生活から日本の生活に戻ったのが30歳を過ぎた頃、高額品を扱う総合商社で勤務することとなり、そこで日本の高額品流通を知ることとなった。海外でデューティーフリーのマーケティングマネージャーをしていたのでラグジュアリーやナショナルブランド、ローカルブランドの高額品は知っていたが、日本の高額品はそれらと全く違う価値観と感覚の商品だった。

まず、ブランド名の無いノーブランド、そして、行く先々で販売価格が変わるすなわち定価が無い。デザインナーもいなければコンセプトも無い。単に素材がクロコダイル、オーストリッチ、パイソン、リザードとか単なる動物の種類の名前で商品が語られていた。流通もとにかく複雑でその複雑な流通だけで高額になり、ブランドとは違う価値感のものだった。しかし、そんな商品でも田舎で開催される年に１度や２度の催事場で売れていたのには驚いた。旅行会社が免税店にツアー中にお客様を導引するのと同じような感覚なのか、小売店さんが問屋等が手配し臨時の催事場を開設し取引メーカーらに商品を持ち込ませる30年程前までそんな催事が盛んだった。

集客方法にはお土産を用意したり芸能人のショーを楽しんでもらうとか、色々な手法を用いて集客してお買い物をしてもらっていたのが日本ならではで印象的だった。もちろん、僕も催事にも立った経験もあり百貨店外商係員と顧客のお家に訪問販売もした経験がある。日本独特の文化と日本人の優しさみたいなものを感じられる販売手法で出会うお客様方とそれはそれなりに楽しかったことを今でも覚えています。お客様は百貨店外商、呉服ナショナルチェーン店、地方一番店、ローカルチェーン店と全てお客様の層やお金の感覚が違うのも知ることとなる。

ただ、おもてなしを純粋に喜びそれに対し感謝してくれればよいのだが、毎年のように同じような集客方法だとお客様の方がなれてきて単にお土産だけをピックアップするだけ芸能人のショーを楽しむだけの方が増えてきたようだった。結局、おもてなしはおもてなしだけでありお客様の心に残らないなって、現代人には着物を着て過ごしてきた日本人の頃とは大きな気持ちの変化があったのだろうと想像する。やはりラグジュアリーブランドのように夢を持ってもらうビジネスの方が心に残り、永遠の憧れになるのでは何て思う・・

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QVCクロコダイル商品販売禁止に関して：全世界のQRG グループのブランド各社（QVC, HSN, Zulily, Ballard Designs, Frontgate, Garnet Hill, and Grandin Road）が掲げる Global 経営環境を鑑み、環境への責任、サステイナブルな社会の実現に向けた取組の一環として、本ステートメントを定められています。「本ステートメントにて、“絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する　条約”（所謂ワシントン条約）の規制対象種（例：ワニ目、メキシコパイソン科等）が含まました。従ってQVCでクロコダイル作品の販売を今後廃止しますことになりましたこと、ご報告させていただきます。詳細は下のバナーをクリック下さい。