使える英語力を身につける☆英語トレーニング
ありがとうございます♪
英語パーソナル・トレーナー Kayoです。
先日、中学生のクラスで学校のテスト
について話していたときのことです。
教材になっている英語長文にスラッシュを
入れるのがテストだったそうです。
ところが・・・
先生はどんなところにスラッシュを入れるのか
テスト前にはおっしゃらなかったそうです。
そして・・・
当然ながら、生徒さん達は何が正解なのか
わからないままテストを受けたようです。
せっかくいい練習方法なのに、
最初にきちんと説明しないで、いきなりテストに
してしまうのは、とってももったいないな~
と思ってしまったのでした・・・。
(時間がなかったのかな)
実際、英語を正確に読むために、効果的な方法が
このスラッシュ・リーディングという方法です。
英語を前から読むことで、その英語の書き手(話し手)と
同じ思考プロセスをたどることができます。
また、戻り読みをしないため、読むスピードも速くなります。
そして、この「前から読む」ことに慣れるために
スラッシュ・リーディングは効果的なのです。
意味がある語句のかたまりごとに区切り(スラッシュ)を
入れていくことで、文の構造をつかみながら、前から順に
区切りごとに内容を理解していく方法です。
では
どこにスラッシュを入れるか・・・、ですが
明確なルールがあるわけではありませんが、
「読んでわかる」ことを意識しながら切り方を考えるといいですね。
ここでは、せっかくの機会なので
大まかなアウトラインをご紹介しますね。
1)文の要素(SVOC)で切る
1つの要素が長い場合は、それを1つの区切りにする
She told them / a very interesting story.(Oが長い場合)
S V O O
彼女は私に語った / とても興味深い話を
2)前置詞句(前置詞から始まる語句のかたまり)の前後
I usually get up / at 6:00 / in the morning.
3)カンマ(,)、コロン(:)、セミコロン(;)、ダッシュ(-)の前
4)接続詞(because, whenなど)の前
5)主語が長い場合は、その後
他にも切るポイントはあります。
細かく切ろうと思えば切れますが
スラッシュを入れることが目的ではなく
あくまで文章を理解するためのものです・・・
読む練習を始めようと思われているなら
こんなところを意識しながら
スラッシュ・リーディングやってみてくださいね~