英語の勉強をするのに iPhone を使っている。


いまはCD付きの書籍がほとんどなので、これを Let's Note の iTunes で取り込んで、iPhone に同期している。


最近は NHK の語学プレーヤーもお気に入り。

再生スピードを変えたり、2秒、4秒といった巻き戻しがあったり、AB間リピート機能があったり、まさに語学学習のために作られているソフトウエアだ。


iPhone の良いところは、英語学習のアプリが充実していることだと思う。私は主に以下のアプリを使っている。


・NHK 語学プレーヤー


語学学習に便利な話速変換、AB間リピート、数秒巻き戻しの機能がある。これ入れちゃうと、ラジオサーバーについているプレーヤーいらないんじゃないかと。iPodのライブラリからプレイリストを簡単に作ることもできる。

幾つかのラジオ講座はこのプレーヤー上から購入できる(らしい)

ただ、ここで買えるものは説明文を読む限りではテキストの代わりになるものでもなさそうなので、テキスト電子版+MP3購入のほうが良いかも。


・WISDOM英和・和英辞典


ふだん紙の辞書でもウィズダムを使っていることもあり、出先で使うために購入。英英辞典とリンクできるロングマン英和辞典と迷ったが、紙の辞書では圧倒的にウィズダムが自分には合っているので、こちらを購入。インクリメンタルサーチや音声はやっぱり便利。

英和辞典はこれひとつで十分なのではないだろうか。ニュアンスを知りたかったり、例文がウィズダムで不足と感じるならば Longman あたりを入れれば解決する。レスポンスも良いのでサクッと調べたい時や外出先ではこれがメイン。紙の辞書は自宅でゆっくり読んだり、辞書間での意味の比較をするといった使い方がメインになってしまった。


・Longman Dictionary of Contemporary English (LDOCE5)


英語と外国語として学ぶ人向けの英英辞典は各社から出ているが、紙の辞書が比較的にゅうしゅしやすいせいか、Longman がいちばん売れている。Apple Storeのレビューを見てもそれほどひどくなさそうなので、購入。ロングマンの英英は話し言葉、書き言葉についてのこだわりがあるようで、それぞれのシーンでどんな英語が適切かの説明があるのが面白い。発音は英音、米音が収録されており、これらも本体に保存されるため、ネットの繋がらないところでも確認することができる。例文の多くも音声が用意されているが、こちらはネットワーク経由でダウンロードして再生されるためネット環境が必要(しかし3G通信でもそれほどレスポンスは悪くない)


・Oxford Advenced Learner's Dictionary (OALD)


Longmanと双璧をなす学習者用英英辞典。最近出たばかりだが、ダウンロード数が上位にランキングされている。よほど待っていた人が多いのだろう。ちなみにOALDはOxfordからリリースされているものの他に、DioDictというシリーズからも出ている。レビューを見るとやはりOxfordから出ているもののほうが評判が良い。最新の書籍版のフルコンテンツが載っていてお買い得だと思う。

ちなみに私はLDOCEを主に使うが、ときどきOALDを読んでみるとより定着するような気がする。

Oxfordもやはり英国の出版社だけあって、英音、米音が両方掲載されているが、システム設定でどちらか片方だけを表示することもできる。

また、例文音声も英音、米音別にダウンロードすることができ、ネットがつながっていないところでも例文音声が聴けるのは秀逸。


・American Heritage Dictionary of the English Language


日本の広辞苑に相当する英英辞典らしい。書籍にすると何kgにもなるものが、たった100gちょっとのiPhoneに入れることができるのだから、いまは昔に比べて圧倒的に英語学習環境が良くなっていると思う。

このAmerican HeritageはLDOCEと同じ開発元が作成しているので、LDOCEから単語タップでAmerican Heritageに飛ぶことができ、比較することができる。

LDOCEのような学習事典ではないので、定義に使われている語がわからないなんていう場合も出てくるが、iPhoneの辞書は文章中の単語をタップするとその単語の定義説明ページに飛ぶので、次々に調べていくと単語の大まかな意味がわかるようになってくる。

ただ、正直ほとんどの人には不要だと思う。これ買うならロングマン英和を買ったほうが、LDOCEとの連携を考えてみても良いかも。

数多くの単語の発音を収録するためにビットレートを落としたのか、単語音声は他の辞書よりずっと落ちる(聴くのに耐えないというわけではないけど)

どうせ買うならシソーラスもセットに成ったデラックス版がおすすめ。


・Merriam-Webster English Dictionary


これ無料です。それだけでもすごい。無料なのは画面の下部に広告が表示されるからっぽい。でもほとんど気になりませんよ。

単語の発音も聞けるし、説明も安価な辞書にありがちな簡素なものでもなくインストールしない理由が見つからないような辞書。


・英辞郎 on the WEB


ネットにつながっていないと使えないが、収録語数は紙の辞書を圧倒する。ただその分語法や例文などは殆ど無く、単純に意味を調べるのに向いている。英字新聞やペーパーバックを読むのには使えそうだが、自分がまだそこまでのレベルではないので学習辞典(ウィズダム)ばかりを使っている...


・Dictionary.com


オンライン英英辞典、英辞郎の英英版っぽい感じなのか。やはり画面下部に広告が出るが、ほとんど気にならないレベル。例文はほとんど見当たらないが、説明はかなり細かいし、語源も載っている。ただ、やはり私のような初心者はLDOCEのほうが使いやすく、ちょっとした事を調べるのについついLDOCEを使ってしまう。

Androidでもアプリが提供されているので今後より内容が拡充していくことを期待したい。



今後欲しいのはコーパスをもとに作成された英英辞典である Oxford Dictionary of English (ODE)、英和辞典では定評あるランダムハウス、リーダーズ、リーダーズプラスあたり。これだけあれば英語に関してはかなり完璧に近い電子辞書になるんじゃないかと。


小学館は結構いろいろな辞書をアプリ化しているので期待したい。プログレッシブもそうだし、最近改訂されたグランドセンチュリーが出たら高校生にはイチオシだ。


ジーニアスは書籍では定評あるけど、2011年8月21日現在のApple Storeのレビューを見ると買う気が失せる。かといっていまさら英和中辞典でも無いかなと。スーパーアンカーもあれだけ素晴らしい辞書なのに、アプリがいまいちのようで全く買う気が起きない(theをthとeのあいだで改行するなんて、開発者は英語が全くわからないのか?)物書堂かEnfourからルミナス出たら買いだな。(研究社の辞書について両社とも実績がないのが嫌な感じだが)